光源が恒星である場合自重で核融合が出来なくなるまで電磁波と
いう形で余剰部分を開放し続け、同時に陽子数が多い原子を創生します。
原子核は融合され中性子と陽子とが核力で結びつきその周囲を核の電荷に
見合う量の電子が取り巻きます、取り巻く距離や電子数には法則があり
さも太陽の周囲を公転する惑星が如くある秩序に乗っ取り軌道や数にも
法則があり一番外側の電子の数がその原子の性質を決定づけます。
光を含む電磁波は吸収されるか反射されるか透過されるか最終的に
何かに吸収されなければ波長を長めながらも伝わり続けます
何かにぶつかれば反射吸収されますが高エネルギーの超短波などは
すり抜けて行きます。
赤いリンゴに光が当たれば赤の波長を反射しそれ以外は吸収され
それぞれの波長レベルの共鳴体を励起しエネルギーを受け渡します。
赤いリンゴの光が当たらない側も廻り込んだ光やはどこかから反射
した光を受け薄暗くなりながらもやはり赤い色を反射します。そして
投影される影はリンゴの輪郭を描き。その逆の方向に光源があるコト
を知らせてくれます。
月の反射光はスペクトルで分析すると凡そ太陽光と同じ波長に
分離するのですが赤い波長が多少削られ青い波長寄りに反射され
いるので青白く見えるそうです。以前皆既月食で地球の影に包まれた
時に確認できたブラッドムーンは月本来の色です。と言うのは
冗談で地球の大気がプリズムの役割をして屈折しながら影の部分に
廻り込み赤い光だけが月に到達するようです。ちなみに青い光は
大気の中で散乱してまい殆ど通り抜け出来ないそうです。
正確にカットされたダイヤモンドは光をプリズムの様に分光屈折させ
どこから見ても虹色の美しいきらめきを見る人の網膜に届けます。
街路樹の陽の当たる側は葉は光合成により有機物を合成し、陽の
当らない側には幹の樹皮に苔を育み生物の多様性を教えてくれます。
何か望ましくないコトを目にする時は人は陽の当らない側を見ています
陽の当たる側が善いとか陽の当たらない側が悪いとかの話ではなく
陽の当らない側も教えてくれるモノが必ずあります、それは反対側の
陽の当たる側であり、太陽そのモノの方向です、そこには見る人の望む
コトが隠されていて、廻り込んで観てみると望ましくないコトの解決法が
解かるだけじゃなく既に陽の当らない側は見えなくなっているのです。
このコトを応用すると例えば中二病の子供の理解しづらい行動が理解出来
たり解決法を見いだせるのかも知れません。でも光と子供の間を覆っては
いけません、あまり正面すぎると月食の様に自分自身の影で子供を闇に
追いやるコトになりかねません。子供を観る時は少し角度を遠慮して光を
たっぷり受けてキラキラと精一杯輝ける側を観て愛でてやりたいモノです・・・