ハッキリ言えないけれどやりたい仕事に就いて、気の合った仲間と、世間話をしながら楽しく働き、報酬も賞与も多い、時には出会いもあって恋愛に発展もできるし、自由でもある、休暇も沢山あり有給もくれる、適当に仕事して仮にミスがあっても誰かが責任を取ってくれて、周囲の人は挙って自分を大事にしてくれる、福利厚生は当然しっかりあり、時折社員旅行にも行けて、ミーティングを兼ねた食事会も多い、そして辞めたい時は何時でも止めれるし、失業保障も会社都合で長く頂戴できる・・・

 

 見るからに劣悪な環境での単純作業で、黙々と機械の部品のように、隣の仲間とも口を利く事無く働き、報酬も少ない、作業場にあるのは時折追加される未処理の製品と運搬具のみで、誰もやって来ないのと同じで新鮮味が一切無く、工場は24時間稼働で休みは交代で労働基準ぎりぎりの日程だ、仕事にミスがあれば全体責任で責任を取らされ、社内では確固たる位置も無く、臨時雇いのアルバイト待遇で、何時解雇されても何の保証もない、福利厚生は一応あり、会社の税金対策で時折社員旅行もあるにはあるが、参加しても上の雑用ばかり押し付けられ楽しめることもない、職場改善の為の意見収集は一切無く、辞める時は体力と精神力が尽きて脱落するときである・・・

 

 こんな職場現実にあります、前者は会社が長続きしなく、後者は人が長続きしません、そして両者とも自由に選択出来ることはなく面接の結果不採用となることもあります、仮に採用となっても、働く人には選択の自由があるには有ります、代替えの就職先の有る無しに係わらず、何処かに雇って貰う事を考えなければ、利益を出せるか出せないかを別にするなら、職業選択の自由はあります、また仕事をせず野宿者生活を選択することも可能でしょう、結構沢山いらっしゃいます、起業し運よく目論見が世のニーズに合致して自分の職場を自分で創ることも可能でしょう、その時は自分の責任は一切自分で被ることになります、取引関係との間で強弱の力関係のしがらみ出るでしょうが、それすら考えなくても良い職業も有りますし、そんな自由な職業を意識して構築も可能でしょう・・

 

 仕事は、労働力を換金するか情報やサービスを換金するか、モノを造って売るか、出来たモノを売るか、天から盗むか、人から盗むか、税として徴収するか、めぐんでもらうか、金利を稼ぐか、博ちで勝つか、、はたまた埋まったり沈んだりしている財宝を探り当てるか、いろいろありますが、行動を起こして何らかの働きかけが必要です。天から盗むとは自然の摂理に合わせて作物を育てたり、既に生まれている、動植物を採集することです、人は誰しも母親から生まれた時は生きれる環境がありました、母乳を摂ることで当面は生きれます、成長に合わせて母乳では栄養が不足するので、高カロリー高たんぱくの食事を取ることになるのですが、この食事が一生保障されるなら、人は仕事する必要はありません、しかしそうは問屋が降ろしません、人生は喰わんが為に行動する長旅なのです.

 

 働けるのに、働かざる者喰うべからずです、働いて報酬を得てその報酬で生きて行く為の条件を買っていく事になります、ここでお金が介入します、お金を一定量以上に手に入れるシステムを創れたら、人は働く必要がなくなります、お金は国が発行します、理屈的には人は自分の国を持てたり国を自分のモノに出来るなら、人は働く必要もなくなります、だから人は自分の国や都、即ち自分の会社を創ろうとし、他人の会社を乗っ取ろうとします,お金はその使い道に自由度がありますが、その第一番目の使途は喰うこと食べることなのです、国が他国に攻めたり、会社が他人の会社を乗っ取ろうとするのは、喰うための仕事であり人の本能に由来するものなのです、だから仕事にありつくとか、肉や魚を解体することに例えて仕事をさばくとか表現されるのです。

 

 かの国の末期症状的な恫喝の繰り返しは、後ろで糸を引く分裂した、若しくは分裂していく国の思惑も含めてお腹がすいた為に取る本能的欲求の行動なのです、ライオンは生きるため喰うために狩をします、お腹が一杯なら寝ています、飢餓状態になると全く当たり前にヌーなどの草食動物を襲います、そこに正義とかを考える余裕などありませんし、彼らにとってその行動が正義そのものなのです、、ライオンにしたってライオン同士がテリトリーと取り合いの争いをしたりするので、甘い世界に住んでいるわけではありません、この地球は生命が誕生した瞬間から喰うか喰われるかの弱肉強食の世界に創られているのです、喰おうとしている方は本能なので止める事も出来なければ、正義も筋道も通用しません、それが止まるのは喰った後か喰われた後のどちらかの二者択一です。

 

 会社の管理が甘ければ、その隙を見て従業員は会社を喰います、逆に従業員が何も文句を言わなければ、会社は従業員の仕事から上がる利益を高率で搾取し、その生命や健康ですら使い捨てます、一つの会社の中でも喰うか食われるかの関係がありうるのです、但し
前述したように、そんな会社が長続きすることはありません、喰われる方からはどうすれば良いのでしょう?従業員に弄ばれる様な会社は放って置いてもその内潰れることになりますが、積極的に従業員を解雇し、雇わずとも成り立つシステムを構築しなければなりません、社長一人で上手に会社を切り盛りして大きな売上をあげている会社は思いのほか多く存在しています、しかし一人で出来るビジネスにも限界があるので、会社を大きくしたい場合は、学んだ事を生かし、人選方法を代え、就業条件も管理し、従業員の時間を有効に使える企画をし、従業員の働きに見合う報酬条件で雇えるなら、また始める事も可能でしょう。

 

 ブラックな会社に雇われる方はどうでしょう年齢他仕事選びの選択肢が少ないという弱みに付け込んだ考えで従業員の使い捨てをする会社に対しては、とっとと辞めると次が無いので、ある程度、耐えて働いた実績を造った後、労働基準局に申告したり、泣き寝入りする事無く、不利益損害に対し積極的に法に訴えて賠償金若しくは和解金をせしめて行くことも出来るでしょう、監督省庁に申告が相継げば、その会社は必ず指導を受け、それでも改善されないなら、業務停止等のペナルティーを受けることになります、逃げるか、戦うかの二択ですが、逃げる選択は誰かが犠牲になります、ヌーのように・・だから勇気を持って戦わなければなりません・・

 

 恫喝を繰り返す国に対してはどうでしょう?逃げるか?戦うか?逃げるという方法は不動産は動かせないので無理でしょう!矢張り戦うしかありません、説得も制裁も効果はないでしょう、彼らの飢餓状態は既に機を逸しています、では要求どうり60兆?言うに事欠いて、全く!そんな金は無いし、あっても出せるわけが有りません日本は法で戦争をする権利を拘束されています、だから一生懸命米国を焚きつける振りをしたり、世界にアピールしたりするのですが関係国はそれぞれの立場と考えがあるので聞く振りはしても聞いていないでしょう、制裁の選択は日本の働きかけとは基本的に無縁です、ことのついでに9条を触る欲を捨て、、かの国専用の臨時特別法を立法すればよいのです。

 

 戦う方法は何故かドンパチのイメージが付きまといますが、それだけが方法ではありません、昔の戦法で死地に追い込んでの火攻め水攻め兵糧攻めが有ったように、現在ならではの方法もきっとあるはずです、サイバー攻撃も彼らは積極的に始めていますが、日本が本気で行うと被害規模も格段に変るでしょう!これはゲームでは有りません、喰うか喰われるか死ぬか生きるかの戦争なのです、派手なドンパチが無くても、大きなピカドンを喰らう前に予想も付かない一泡を相手に喰らわすことも可能な筈です、京を駆使して優秀な頭脳を結集させて真剣に考えましょう、国家の命運を掛けて・・

 

 私達は逃げるか喰われるかしかないヌーではありません、ライオンでなくても狼にはなれます、頭数をそろえて敵を取り囲めば充分に勝機はあります、相手がどんな国で在っても、どんな会社で在っても、どんな組織で在っても、どんな個人であっても、家族と自分の生命を守るための戦いの権利は誰にも取り上げることは出来ません、その権利は元来、喰うか?喰われるか?生きるか?死ぬか?の超法規的な命題に対する権利なのです・・・