出来る人はする人です、出来た人でもしないとそのうち出来なくなります、そんなことは知っているし分かっている、しかし知っているや分かっていると、出来ることは違います、知っていても出来るとは限りません、むしろ別モノです宿題は沢山溜めると手が付けれなくなります、借金も同じです、逆に目の前に溜まった宿題が無ければ違うことに時間を使えます、こつこつとやりたい研究が出来るかも知れませんし、いずれ成果が収穫できることもあるでしょう、借金が無ければこつこつと貯金できるかもしれませんし、貯金が溜まれば金額分の自由を獲得することになります、日々こつこつすることは、邪魔臭いところはあるでしょうが、出来ないことでもないし、何ら難しいことではありませんしかし、なおざりにして放って置くと、処理が大変困難になり、どうすればよいか、する方法が失われてしまいます、最初は簡単に出来たことが、いつの間にか実行が超困難な問題にすり替わってしまうのです、だからしないと出来なくなり、する人としない人の差は益々開いていき、気が付くと追いつけない存在になっているのです、このするという習慣は自分の問題ですが、環境にも影響を受けます、親が理解が無かったり逆に他動的に子供のこつこつを妨害する条件を与えていることもあります、そんな影響下でこつこつが出来なかった部分があっても、結果は子供自身の人生が被ることになります、親ではありません。

 

寝るより楽は無し、という言葉があります、その通りでしょう、しかしずっと寝ていてはこの世は生きていけないのです、寝ていても身体は生命維持活動を眠らせることはありません、目覚めれば身体は朝食を要求します、寝てる間にも少しカロリーは消費しているのです、その補給とこれから一日消費するであろうエネルギーを前もって蓄えます、朝食を食べたのに、それに見合う活動を怠けると人は肥満していきます、肥満した身体はより以上のカロリーが必要になりもっと食べてしまいます、スポーツ選手並みの運動量があればいくら食べても肥満することはありません、しかし一般の人はそうは行きません、肥満しすぎた身体を元に戻すことほど難しいことはありません、脂肪細胞そのものが増えてしまうので肥満する前と後では条件が変わっているのです、肥満は糖尿病などの恐ろしい病気を引き起こすこともあります、体中に
巡る糖鎖は炎症を治りにくくします、歯肉炎などの炎症は時として、血の塊、プラークを生成します、そのプラークは、脳内や心臓の環状血管に詰まり血栓となることも有ります、脳梗塞や心筋梗塞を誘発し、最悪この世とさよならすることになります・・

 

 人はこの世に寝に来てるのではありません、日々のこつこつの管理を怠けるとこんな体たらくも充分考えられます、いろいろなストレスや同情すべき環境もあったかもしれません、でも結果は自分自身が背負うことになります、この世は他人が怠けても良いよといっても、怠けてはいけないのです、そんなことを言う人は責任を取ってくれることはありません、我々は養豚場の家畜ではありません、気を引き締めて手遅れになる前にこつこつを始めることです、自分はやれば出来ると豪語していたなら、一つずつではなく、二つずつでも出来る方法を編み出して遅れを取り戻さなければなりません、無理なやり方は長続きしないので楽しく出来る方法を考えるのも一つの手段でしょう、もう既に小さなプラークは血管内に生成されていますよ、取り返しが付かなくなる前に実行あるのみです。