世の中の半分は女性です。当然世の中のルール作りには女性がどしどし参画すべきです。女性が政治家や女優を職業として選択する場合殆ど男性並みの度胸と心意気が必要だそうです、逆に男性の場合は世話女房がごとく周囲の人脈にきめ細かい心尽くしが必須だと言います。人気商売を選択するには女性も男性も過酷な生い立ちの中ツッパッて生きてきた人が多いようです。業界に飛び込み、鍛えられ、理不尽なルールの中ふるいに掛けられ、仲間同士の裏切りあい助け合いの中、耐えられた人だけが生き残れるようです
世間様の人気の上に成り立つ職業の人は何時も世間様からの監視を受けます。俗に言う一般人なら何てこと無いことでも思いっきり取り立てられバッシングされたりします。だから私生活は巧妙に隠匿しようとします。隠されると一層知りたいのが人の心で、一部のマスコミは煙の無いところに自らの手で煙を立ててでもスキャンダルに仕立てようとします。綺麗事だけで済まないのが人生であり人間です。一点の曇りも無い人は存在しません。
しかしイメージは別物です。アイドルを狂信的に応援するファンはそのアイドルを自身のイメージの中でしか見ていません。完全無欠なイメージを勝手に作り上げ、自分だけにカスタマイズされたアイドルを創造し会話し、付き合っていることまで夢想します。また企画者や業界はそうなる様に仕向けます。
毎日のようにテレビやサイトに出てくるアイドルは自分に媚を売るような瞳で微笑んでくれるし、自分を勇気付ける歌まで歌ってくれる、多少お金は掛かるが握手会で直接触れたりも出来る。勘違いしてしまうのも判りますが、しかし彼女たちはビジネスなのです。与えられた仕事を一生懸命こなしているに過ぎません。勿論彼女たち彼たちをプロ野球やサッカーを応援するようにコンサート会場で大声を張り上げで応援し日頃の生活のストレス解消にしている健全なファンが殆どなのですが・・
では狂信的なファンは異状なのかと言うと世間知らずのオタクの部分はあるでしょうけど全然普通の人です、只知らないがゆえに純粋すぎる部分があり、心から応援し、お金を使い、はるばる追っかけて会いに来てるのに、何かの拍子にアイドルの真の一面を垣間見てしまうとすごく裏切られた気持ちになり、許せなくなり、あいつを殺して自分も死のうなんてとんでもない暴挙に発展することがあります。知らないことは罪ではありませんが、傷害に及べば罪です
当然アイドルは保護対象ですがリスクのある狂信的なオタクも保護されるべき対象なのです
持ち物検査や警備を徹底してアイドルを被害から守る。これはアイドルが保護対象であるから当然採るべき措置ですが、これだけでは片手落ちです、なぜなら暴挙に及ぶ狂信的なファンが保護されていないからです。本気で覚悟した狂信的なファンはどんな方法を使ってもどこへ場所を変えても目的を実行しようとするでしょう。
世の中には製造物責任（PL)法言うものがあります。年端も行かないアイドルを集め、まるで天使のようなイメージを造り上げ莫大な売上を回収するシステムを創ったのなら、コンサート会場の警備システムのみに投資するのではなく、そのシステムが造りだした裏側の産物、一生を台無しにするかもしれない暴挙に及ぶリスクのある狂信的なファンたちの為に予算を割いてでも現実と作り物の分別が理解できるようなプログラムを企画しなければなりません。
真面目で純粋なその人たちもこの世に生を受けて必ず為すべきことが有るのです。決して踏みにじられる存在では無い筈です。世の中に貢献することをしないとは誰にも言えませんし
善いことの芽を摘む権利は誰にも在りません。犯罪が起こってしまえば二度と元に戻るづらくなりますし、犯罪と同時にその人がした善い事、これからするであろう善い事も同時に否定されてしまいます。勿体無いと思います。
野党の女性党首が遂に辞意を表明し、続くように女性大臣もお辞めになるようです。お隣の国では既に過去の人に為りつつありますが女性大統領も弾劾後半年も経たずに監獄の人にになっています。無論辞めるべき辞めさされるべき原因があっての結果でしょうが非常に勿体無い、第一に「だから女性は駄目なんだ」と女性であった事がまるで原因の様な結論を付けたり利用する意見が出てきて女性が登用されづらくなる。第二に女性でしか発案できなかった法案や結構目の付け所の善い個性的な方策とかが一切合財一絡げにしてひっくり返される。
善かった事まで否定されるのは全く勿体無い話で歴史的に政権が変わってもその部分をもっと慎重に大事に扱っていたならもっと善い世の中になっていたでしょう。変化の在り方が何時でも片手落ち、自分たちの利権の確保に最大限精力を尽くすなら、憎い政敵の方策でも善いモノは善いと悪いものは悪いと判断できるシステムが必要なようです。近未来ビットコインの管理ネットワークようにネットワーク全体で政治を管理できるようになれば実現するかも知れません。