自分の子供は可愛い!子育てには一筋縄で捌けない部分もありますが、子供の面倒を見れること自体一つの幸せです。母親と父親の子供に対する接し方は異なりますが両方不可欠な存在です。子供が欲しくても恵まれない人、子供は要らないのに出来てしまう人、男の子が欲しいのに女の子ばかり授かる人、逆に女の子が欲しいのに男の子ばかり授かる人、養子をもらう人、医学が発展して子供が出来にくくても体外受精とかの技術でその気になれば昔よりは持ち易くなっています。そのせいか双子が目立つように思えるのは気のせいでしょうか?
体外受精で受精させる時、着床の確実性を上げる為、複数の受精卵を母体に入れるそうです、その時一つだけ着床すれば1人の胎児を授かるのですが、2つ着床すると双子になり、稀に3つ、4つ、5つ着床すると母体の安全を考慮して強制的に流産させるかリスクを承知で全ての胎児を出産するかの選択を迫られるそうです(全く皮肉な話です)胎児もお腹の中であまり大きく出来ないので超未熟児で取り出し安全な体重になるまで保育器に入ることになります。
法的に一つか2つだけ残して残りを堕胎という訳には行かないそうです。全て出産するか全て堕胎するかの二択です。金銭的に何人育てても問題が無いほど余裕が有れば来る者拒まずの選択もありでしょうけど、1人ずつ育てるのも大変なのに、3人も4人も同時進行なんて想像も付きません。そもそも子供を授かり育てて行くという事は、それだけの覚悟が必要なのかも知れません。
昔々出産が不浄だと考えられた時代のお母さんは出産時期が近くなると全ての準備を1人でして、後産まで自分で処理することもあったそうです。当然母体とっても、胎児にとっても超危険で産後の肥立が悪くて母子ともに亡くなってしまう悲劇も頻繁に起こっていたようです。まさしく出産は命がけでした。
産婆さんが助産する時代になり悲劇は少なくなりましたが、こんな裏話を聞いたことがあります。現代のようにお腹の子供の性別を前もって知ることが出来なかったので男の子なら出産、女の子なら口減らしの為に死産と言うように家の衝立の向きを変えて産婆さんとの間で暗黙のサインのやり取りあったそうです。とても悲しい話ですが日本の歴史に実際あった話です。両親は日の目を見れなかった可愛そうな子の代わりに、こけし(子消し)を拵えて家のいつでも見えるところに飾り偲んだそうです。
現在は産科の技術が進歩していますので出産時の事故はゼロではありませんがかなり減っています。それでも男の子、女の子の産み分けはまだまだ難しいことです。出産経験のある両親なら理解できると思いますが、いざ出産直前になると男の子女の子のことより五体満足であることを祈るようになります。前もって胎児の性別を知らせてもらうメリットは新生児の名付けや産着の準備くらいです。産着なんて男の子にピンクでも全然問題ないことだし、名前も子供の顔を見てから決めても遅くありません。
両親にとって子供は未だに授かり物であるので自分達の都合より子供の神様の運が不可欠です。私は男の子であれ女の子であれ生まれてくる命の尊厳に何ら違いがあるとは思いませんが、周りを見渡すと男の子を授かりたくて女の子3~4人一番多い人で女の子ばかり5人って人がいます。さすがに女の子4人となるとお母さんすごいなぁ~と思いますが経済的な問題や年齢の問題も絡み、もう男の子はいらないとなる人もいますし出来るまで頑張る人もいるようです。
私の理解する範囲では男系女系で逆になりますが継承する家(不動産ではなく法事の継承)がある場合に跡取りが生まれるようです。家系の上系で途切れはしているが継承の必要が有ればもう1人そちらの跡取り、元知事の橋下さんみたく親がパワフルなら家を興す子供も1人と家を継承するという責任がある条件が生まれてくる子供にとって必要条件なら子供に選択される要因のひとつになります。
逆に家を継ぐ必要が無かったり、必要はあっても否定的に割り切っている夫婦には生まれてくる跡取りに選択される要因が無いので、言い換えれば用事が無いので跡取りはいません、若しくは他に原因があります、日本の家系では親戚から継子を貰ったり、婿養子を貰ったり方法はありますが、家を継承することに意味を見出せず必要の感じない人もそれはそれで本人の人生の選択なので全く問題はありませんが・・
子供は親を自分で選択して生まれてくると言います。(英語では be boonで受動態ですが)決して自分が楽をする選択ではなく、この両親の下なら自分自身の魂を向上させることが適うだろうと厳しさや、悪条件の方を選択するそうです。勿論生きることの喜びも悲しみも味わえますが、最終的にはそれらを乗り越え幸せになることで魂のレベルアップを図ることが殆どの人の生まれることの目的だそうです。
雲の上の様な所から下界を眺め両親とその置かれている環境の映像(それはそれはとんでもない場面)を観ながら隣の兄貴分に「兄貴!ここは自分が降りていって解決しなければならないから行かせてくれ」と訴えるのですが、兄貴分は「いやいやお前でも無理だからやめなさい」と止めるのを押し切って飛び込んで来ました。
これは昔とても精神的にも身体的にもボロボロになっていた時に(何で俺だけこんなに辛いんだ)その理由が知りたくて瞑想しながら自分自身で少しづつ記憶を遡りながら去年はこんなことあったなぁ~3年前は~子供の頃は~普段覚えていない2歳ぐらいの記憶も~しばらくうやむや~その後突然開けた景色です。ただその映像から(自分は辛いのも承知の上自分の意思で今ここにいるんだ)と判り、納得し他人の責任と考えることを辞めました。
この世に生を受けることは容易い事ではありません。ましてや人間に生まれることも然りです。子供を授かることで親も修行し、勉強します。誰でも素人から子育てを始めます。親や先輩のアドバイスを聞きながら・・でも子供の笑顔に替えられる幸せはありません。そんな奇跡みたいな天使を虐待して死なせる親がいます。子供のまま天に召される魂は親に悪いことをさせ止めれなかったと罪の意識をもって天国に行けないかも知れません。様々な環境で育ってきたとしても両親は少なくとも子供が授かれる年まで生かされてきたのだから、せめて自分で生きていける様になるまで頑張って育ててください。それが駄目なら施設に預けてください。
あなたが頑張るのを子供はしっかり見ています。頑張って幸せを手にして下さい。
余談ですが女の子ばかり5人+奥さんと生活している人には実は男の子が1人(分かれた母親が扶養)と別々の母親にあと1人ずつ女の子(別の分かれた母親が扶養)がいたはずです。一言でプレイボーイでした。しかし何の因果か女の子5人・・色男にはいつでも周りに女の子が付いて廻るのかなぁ・・・