プスプス
ポッポー！！！
的なかんじになって
夕方、
チャリで爆走。（ショボい折り畳み自転車だけど…
というか
多摩川近くで、リクガメ怪獣様の野草を採取。
不審者な動きで草を物色していると
横にネコ様が。
「来たの？」
「なにやってんの？」
「ずっといるの？」
たぶん野良なのに、話しかけても逃げずに、すぐ横でじっとしている。
わたし。
わたし好かれちゃったのか。
ちょっと嬉しい。
おともだちだね。ふふ
と、ネコをチラチラ見ながら野草を採っていると
フードをかぶったおばちゃんが現れた。
茂みの中に入っていく。
もしや。
（ガサガサ）
（ザッザッ）
（ゴソゴソ）
すっ。
すたすたすた。
ネコ様は、見事に茂みのほうへ歩いていった。
ああ。
お、おともだちではなかったのね。あのおばちゃんを待っていたのか…
で、エサを置き終えたおばちゃんと目が合ったので
えへへ
と笑ったら
無表情でスルーされた。
あ、あやしい者では。通報もしませんから。あああ。
そのあと
おつかいを済ませ帰宅したら
お向かいのマンション大家さんがいたので立ち話。
「お盆は出掛けるの？」
「いやどこにも」
から
「ぼくはこのあいだニューカレドニアに行ってきたよ」
から
「海」「飛行機」「健康」の話
から
「結婚は？」
「してませんよ」
「一度も？」
「一度も」
「しないの？」
「できないの。性格が悪いから。はは…」
って
このラストの話、ロングラン公演のごとく、繰り返されているんd…
部屋に戻り
水槽のアカヒレベビーの成長を眺める。
1匹いなくなっちゃったから残り1匹だけど
何のお世話もしていないのに（すみません
日々大きくなっている。
黒い糸棒みたいだったのが、青銀にキラキラするようになったんだよね
あっ
また1匹、新しい
わああー
おともだち
ではないけど
ぼくらはみんな生きている的なものに
和まされたのであった。