従来までの服装の決まりの問題点 | 昭和の時代の小学校通信 「西向きの窓から」

従来までの服装の決まりの問題点

2.従来までの服装の決まりの問題点

 北校舎3階、6年生の教室の前の廊下を通っていると、前の方を長いスカートを優雅に右へ左へとなびかせて歩いているスタイルの良いご婦人が目にとまりました。

はて、誰の母さんだろうと追い越しざま横目で見たとたん、軽く会釈した可愛い瞳ににんまりと笑いかけられました。

昔から美しい女性にはことのほか弱い私ですので一瞬ドキッとしましたが、良く見ると何とそれはいつも見慣れた六年生A子ちゃんだったのです。


 ホントに驚きましたよ。そして私たちの身の回りが美しく豊かになり、女性が綺麗になることはいいもんだなあとムードに浸りかけました。しかし、その思いもつかの間、私の頭の中はにわかに職業意識がメラメラと烈しく燃えさかりました。そして岬小の体育服のきまりを変更した事への悔悟の念が私の頭を痛撃したのです。

 そしていずれはこの優雅で大人まがいの華美な服装は保護者の協力を得て、何らかの指導の手を打たねばならないだろうなあと、考えさせられた次第です。


 学校に限らずどの機関でも同じ事ですが、何か従来までのやり方を少しでも変更しようとする時は、必ず変更した結果生じるメリットとデメリットを想定いたします。

 そしてそのメリットがデメリットをはるかに凌駕してあり余るときは思い切って改める方向を選択する物なのです。そしてその結果生じたデメリットを出来るだけ封じ込めるため色々な対策を講じ、そのメリットの効果を最大限に引き出します。


(続く)