人生が苦しいなんてことは今に始まったことではない
はるか昔人間が人間として生まれたときから
生きていくってことは決して軽やかで、楽しいもんではない
これはネガティブで卑屈になって言っているんじゃない
ああ誰にも何にもわかってもらえなくていい
私は独りでも、なんでもいい
背を向けるんじゃない
こころは開いていく
閉じこもるんじゃない
だけど、
わかってほしい、とか
優しくされたい、とか
そうやって甘い気持ちを自分に少しでも残しておくと、余計に責めてしまう
なんで?と
だから私はもう私が、誰かに、相手に、優しくありたい想いだけで生きていく
ここで我をはる、突き通す
受動ではない
優しくされるのを待つ自分は一切もう要らない
受け身ではない
私が、私から、
悲しくてむなしくてもなんでももういい
痛くてもいい
顔で笑ってさえいれば
心のなかで、奥歯を噛み締め泣いたっていい
きれいな自分ではなくて
それでも笑ってさえいれば
なにかのたしになれば
だれもわたしのことはもうフォーカスしなくていい
分かり合えないことなんか常
だからそれがなんだ
分かり合えなくても
自分のこころを開いておくことだけはできる
苦しくて当たり前
だから負けるのか
私は負けない
人生数えるだけのささやかでかけがえのない幸せを抱きしめて、握りしめて、私は生きていく
思えば、私の人生は、悔しい負けたくないと生きてきた今までだから
悔しい気持ちで這い上がってきたのだから
なんにもなければなんにもなかったのだから
私はもう甘い夢は見ない
夢から覚めて
潔く転んでは起き上がっていこう
転ばないと得られないものがある
理解されなくていい
もういい
ばくはつしていけ
私は私らしく
私を生きていく
私にしかない最高の物語を