いかないでほしかった
帰ってきてほしい
夢ではなかった
もう誰もいなくなったりしないでほしい
もう耐えられそうもない
この世界はこんな悲しみが多い世界だったかな
希望も光もいっぱいあるけれど
その力は強力だけれど、
黒い暗いじめっとした不穏なものもいっぱいある
その力はまた強力で
すぐに、不意に、何気ないきっかけで、引きずられる
生き抜くには相当なちからがいる
生きるのはやっぱりむずかしい
やっぱり負けてはいけない
よくみんな生きている
生きることは、意識せず、それをたやすくできる人もいるかもしれない
でも生きるってたたかいなんだね
だからって私はもう生きなくていいよなんて思えない
死ぬことを選んでいい理由なんか絶対にない
私の中では
それでも、
生きなくてはいけない
太陽のようなあったかくてじんわり心にしみこむような光を見失ったらいけない
すぐそばにあるそれはいつも