癌は全身病であると云われているが、その最初の発病部位が各人各様であることは周知の通りである。
近代西洋医学は最初に出現した場所の癌を含め、全身を精査した後に、転移の有無を含めてその患者様に最も適合した治療法を採択して治療手段を実施し、免疫療法などを含む近代統合医学では患者様の全身の免疫抵抗力の特徴を踏まえた上での最適の綜合免疫療法、或は統合医療の実践が行われている。
ここ迄は誰でも知っているが、現在の日本國の癌による死亡者数の正確な数値は何故か年前頃から不明となっているようであり、勿論減少し始めたどころではなく、3年前の32万5000人の数値がどれ位さらに上昇しているであろうか、大いに気になるところである。
それ位現在の私どもの周辺には末期癌の癌難民の方々が一方的に増加の現状にある。
この不幸な現象の原因は勿論単一なものではない。
現在は日本國の敗戦後(昭和20年(1945年)9月2日、無条件降伏調印式)以来63年を経過しているが、私の手許に1960年以来の癌により亡くなられた方々の人数グラフ図がある。1960年から1970年迄の死亡者数は93,733人→119,977人の増加で、平均2,624人/年の増加状況であったのが、最近の2002年の304,568人から2005年の325,000人への増加率は平均6811人/年という恐るべき数値を示し、1960年代に比すと2000年代には年間に癌で亡くなる方の人数は6811人/2624人≒2.595≒2.6x、すなわち2.6倍上昇したことを示している。
最近の世相を見ると常識では考えられない異常な動機から、異常な方法による殺人事件が多発するようになってきたが、この社会現象と上記の癌死者数の激増減少とはどこかで一脈の共通原因があるのではないかと考えることはいかがなものであろうか。
例えば地球磁場(磁力)の現象化、ケイタイの普及(コンピュータ化の普及)に比例して人々の思考過程にもアナログ方式からデジタル方式化への影響を受けて、価値観(生命観)にもデジタル方式の影響が大いに出現し始めた結果、人々の切れ易い傾向が増加し、その結果の異常殺人事件の増加であるとか、デジタル化(機械化)による免疫抵抗力の現象によって癌死者数の増加の一因を招いているのではないだろうか?
もちろん、抗癌剤や放射線療法の有害性については云うまでもない。


