孫を保育園に連れて行った時に、玄関で
「一人でお靴脱げたのーっ、偉いねー!」
と、娘を褒めるお父さんがいました。
「それはお母さんの役目だな…」
そう思ったわけです。
パパとママの役割は違います。
当然ですよね、生き物の種類が違うわけですから…
子供を育てるのは元同体であった母親の役目だと自分は思っています。
父親はその大事な家族をあらゆることから守るように機能されていると、そう感じている男性諸君も多いと思います。
というか、そう信じたいです💦
精神的に子供を守る母親と物理的に子供を守る父親に依って、そのどちらからも影響を受けて育児が成立するのではないでしょうか。
と、嫁さんに逃げられて子供に母親を感じさせてあげられなかった自分が言うというね……
まあ理不尽な世の中を乗り切って頂かねばならないのも、また人生ですから言わせて頂きます。
四十を過ぎてからの子供である自分の母親は大正末期の生まれでしたが、母親としても妻としてもとても優秀だった印象があります。
何を頼んでも「お父さんに聞いてからね」と権限を発揮しないので
「父親って偉いんだな」
そう思いながら育ちましたが、大人になってから
「そう思って育ったのは母親のお陰だ…」
ということに気付きました。
妻として子供達に夫をたてる配慮をしながら、子育ての多くを自分が担うというのは大抵のことではないと思います。
男尊女卑という女性の方には申し訳ない思想もあったのでしょうが、常に一歩をひいてくれる妻に支えられて夫は男の役割を果たそうという気持ちそのものも育てて貰っていたのでしょう。
全ては時代なのであって我々は昭和の残骸かもしれませんが、女性は女性として男性は男性として機能する方が互いの信頼にも繋がっていくのではと思うのです。
LGBT理解増進法なんて極々少数派への配慮は、個々の感性に委ねられて成立して来たのが日本国だと思います、それを法律に依って強制せねばならない国にしたのは誰なのでしょうか。
個々が家族を守ることだけを考えていれば、その集まりである地域がしっかりして、その地域の集まりである行政区がしっかりして、その行政区の集まりである国がしっかりしていくのだと思います。
その基本が男性は男性として女性は女性として機能していくことだと思います。
昭和の残骸の戯言でした……