みなさま、おはようございます。
今朝も姉娘婿殿は早々と出勤して行きました、出掛けにゴニョゴニョと小声で言うので
「何だ?」
と聞き返すと
「お誕生日おめでとうございます」
そういい直してくれました。
本日から還暦まで1年のカウントダウンが始まります。
50代最後の1年が始まりました。
昨日もいつもの仲間が集まって前夜祭をしてくれましたが、自分的にはもう存在価値のない人間なのでここからはせめて周囲に迷惑を掛けずに生きて行こうと思っています。
ここまで散々迷惑を掛けて来て、我ながらよく言うなとも思いますが………
若く何も知らず常識も身について無かった頃はあれはあれで無邪気に若さを楽しめました、しかし歳を重ねることも案外悪くないなと最近は思っております。
若い頃はただの知識だったことを身に沁みて感じるようになったり、気付けなかったことに気付きハッとしたり日々妙に尽きる毎日です。
明石家さんまさんが"生きているだけで丸儲け"という意味で娘さんに「いまる」さんという名前を付けたと聞きますが、今はまさに生きているだけで面白い毎日です。
居候先の家主から出掛けに
「お誕生日おめでとうございます」
なんて言われる朝なんていうのは、全く愉快でしかありません。
世の中に事を成すなんて人生ではありませんでしたが望みもしませんでしたし、ただ愉快には暮らせて来たという自負があります。
我人生に一片の悔い無し!(盗作
そんな心境で還暦を迎えられることは幸せなことです。
「自分は出来なかったわけではない、しようと思わなかっただけだ」
という大義名分を言い訳に生きて来ましたが、息子や娘にそれを言うことはしません。
口に出すと本当の言い訳になってしまいますからね(笑
還暦前最後の1年はいい朝からの始まりとなりました。
夫婦も他人同士から形成されるのでそこを根底に、常に解り合おうとする努力が必要ですよね。
娘婿も娘が選び選ばれた婿殿ではありますが、自分との付き合いは他人から始まっています。
まだ彼氏彼女だった頃に
「俺ら結婚していいですか」
と言われ
「それは俺が決めていいのか?ならいいというわけないだろ……俺に聞かないで自分らで決めろ」
そう応えました。
あれは無礼だったな、自分は人を見る目が無かったなと反省しながら今日と言う日を噛みしめます。
子供らからは深夜0時をまわった瞬間にLINEで
「誕生日おめでとう」
といれて貰いました、これも長い事家族内での習慣になっています。
我が人生に一片の悔い無し!(2回目
嫁さんに逃げられはしましたがその後も険悪ではありませんし、それすらも人生の妙だったと思っています。
いや、これマジで……