就労サポートをしている外国人、
そして、企業経由で日本語を教えている外国人。
それぞれから今後についての相談があり、
エネルギー吸いとられました。。。
1人は、もう間もなく入国という段階でしたが、
家族の理解が得られず、入国を延期してほしいというもの。
もう1人は就労先での人間関係がうまくいっておらず、
他にもいろいろ小さな不満がたまり、転職する方法があるかというもの。
1つ目の案件は、受入れ企業の方も外国人をちゃんと受け入れたいので、
できるだけ本人の希望は聞きたいとおっしゃいますが、
まだ外国人を受け入れた経験がなく、異文化理解がまだまだなかんじ。
理解しようと努力はしてくれていますが、
急な本人の申し入れに不信感を抱き始めているように感じます。
本人の意思も固いようですし、金銭的なことも絡んでいますので、
採用担当者の方に理解をしていただくしかありません。
「会社との約束と家族、家族の方が大事なんですね…」
担当者の言葉を聞き逃しませんでした。
外国人の考え方を理解したいけど、理解できない。
そんなところでしょうか…
2つ目は、私の業務外でもあるので、正直困りました...
レッスンの中で、職場に対する不満が出ていることはわかっていましたが、
私の業務は、あくまでも日本語教育です。
業務外のことに口出しされるのを嫌がる経営者さんもいますので、
(しかも、ここはそういうタイプの経営者さんだということは理解しているので)
自分は口出しするべきではないなぁというのが正直なところでした。
以前、遠回しにお伝えしたのですが、
「よくやってくれてる」「非常に助かってる」と言うだけで、
それ以上のことは求めていないような印象でした。
でも、本人は違う。
もっと、もっと新しいことを学んで吸収したいという気持ちあるわけです。
レッスンスタートの雑談が、
どんどん雑談で終わらなくなってきたり、
自宅での学習も「仕事で疲れてしまってできない」ということでしたので、
一旦、じっくり本人の話を聞くことにしました。
本人も転職について自分で調べたり、外国人の友だちに聞いていたようですので、
その質問についても、ごまかすことなく答えました。
本人が納得できるようにしないと、この先きっと続かないだろうな…と感じたからです。
この方の場合、現時点での転職はデメリットの方が大きいというのが私の感想。
でも、決めるのは本人ですので、メリットもデメリットもちゃんと比較できるように伝えました。
結局、外国人の友だちから聞いていた話は一部的なもので、
総合的に比較をして、しばらくはこの会社で頑張るそうです。
「忍耐」という言葉を覚えました。
モチベーションをあげて、勉強に専念できるように、
ちゃんとフォローをしてあげたいのですが、
私の人間力がまだまだ・・・
経験をもっともっと積まないとですね。