ゆっくり、ゆっくり …

そして少しずつ …

せめて、今回の事がわかる前の私に戻れたらいいなぁと思います。

そうなれたら今度は

ゆっくり、ゆっくり …

そして少しずつ …

病気になる前の、元気な私に戻れたらいいなぁと思います。

なにごとも

ゆっくり、ゆっくり …

そして少しずつ …



そうわかってはいても、心はいつも、穏やかではいられません。

生活のためとはいえ、同じ家の中に、私をこんな風にしてしまった原因である夫がいて、本人は、なにごともなかったかのように、これまでと同じ様に、よく食べ、よく寝て … 平気な顔でまた私を騙していたのですから、なかなか穏やかに、とはいきません。

自分自身、元気がある時はまだいいのですが、そうでない時は、かなりツラい状況です。

見ているだけで … と言うヤツです。

仕事でも色々あって、最近2人一緒の日が多く、もう一人の人の頑固さ、ころころ変わる話し、何回も聞かされる愚痴、仕事の押し付け … 私の病気の事を言ってあるのですが、やっぱり経験した人でないと、このツラさはわかってもらえない様です。

いい人なのです、いい人なのですが、今は私の心に、それを受け入れるだけの余裕がありません。

自分の気持ちを押し殺すのにも疲れました。

初めて、仕事を辞めたいと思いました。

でも、無くしたお金を貯めないといけません。

それに何より、お金はまた稼ぐ事が出来ると思いますが、仕事に行かなくなれば、友達にも連絡が取れなくなっている私は、家に引きこもってしまう事は目に見えています。

無理をして笑うのは疲れます。

娘と一緒の時は笑えます。

お笑い番組をみれば笑えます。

でも、誰と一緒でも、何をしていても、心から笑いたいです。

最近よく、誰でもツラい事もあるし、悩みもある、それでも歯を食いしばってでも頑張っている。

ただ私は、それをしていないだけなのではないかと思います。

我慢、頑張りが足りないだけなのかなぁ、と。

病気になる前の私はどんなだったんだろう …

もっと我慢して、頑張れていたんだろうか …

最近よく考えます。

でも、その姿がどんどん遠のいて、うまく思い出せません。

夫が昨日「買い物に出かけたら、1つ上の知り合いの人に会った(以前社宅に住んでた方なので、奥さんの事も知っていますし、私も知っています)。仲良さそうに歩いてるのを見て、本当に私に申し訳ない事をしたと思った」と言ってました。

あの事がなかったら、私たちも、そんな風に仲良く買い物に行く夫婦になっていたんでしょうか?

今の私には想像もつきません。



今の私に出来るのは

ゆっくり、ゆっくり …

少しずつ …

娘に助けてもらいながら、娘を助けながら、2人で一緒に、病気を治していく事だけです