さっにきのブログで書こうと思ってて、すっかり忘れてしまっていた事があったの思い出しました。

仕事の愚痴を書きましたが、その人は私がうつ病である事も、その原因も知っています。

初めの頃は、申し訳ないなぁと思うほど気を遣ってくれて「どうしたらいいんかなぁ…」「どうしたら元気になれるんかなぁ…」と、色々考えてくれたり、仕事が一緒の時に、食欲がない私のために蕎麦をうってくれたりもしました。

本当に、食欲がないのに「ありがた迷惑」だと思ってしまうほどでした。

でも時間が経ち、その人の中では、いつもいじられてヘラヘラ笑っていたり、他の人と冗談を言い合ったり、仕事も普通にしている私は、もう、うつ病ではないのだと思います。

うつ病の人がいじられてヘラヘラできる訳がない、うつ病の人が冗談を言い合える訳がない、うつ病の人が仕事が出来る訳がない … 

その人が特別なんじゃなく、世間一般に、そんな考え方の人が多いのだと思います。

仕事だけが唯一の息抜きで、精一杯頑張って生きようとして、表面上元気には見えても、帰ってからぐったりして、動けなくなるほどの気持ちの波、過呼吸になるほどのツラい症状 … いくつものうつの症状が出てるなんて、考えもしないんだと思います。

想像も出来ないんだと思います。

唯一の仕事さえも、息抜きではなくなってしまいつつあります。

少し前に、職場の人が「昔は障害者手帳を持ってる人は隠したがったけど、今は就職の為に、障害者枠で就職出来るように、わざわざ障害者手帳を取る人がいるから気をつけないといけない」と言っているのを聞いて、すごくショックを受けました。

障害者手帳は、申請すれば誰でも貰える訳ではありません。

指定の病院で診断書を書いてもらって、市役所で手続きをして、県で審査会をして … 何ヶ所かでのチェックを通って初めて受け取れるのです。

見た目にはわからなくても、見えないところで、必死に戦っている障害者がいると言う事を、頭から理解しようともしない人がいるんだと言う事を思い知らされました。

すすんで障害者手帳が欲しい人がいますか?

目に見える障害、目に見えない障害 … いろんな障害者がいる事を、いろんな人に知ってほしいと思います。

そんな人たちを、ごく普通に受け入れられる世界になってほしいと思います。


なんか、書き忘れたと言うわりに、長い内容になってしまいましたが、書き始めたらこんなになってしまいました。

真面目な事を書いてしまいしたが、本当にそんな世の中になってほしいと思います。