"休業"の日々(1) | こころ咲し

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昭和の体育会系とツッパリを貫く(笑)、アラフィフおなごのひとりごと♡

令和二年
 
2020年と言った方がしっくり来るのか、今年はオリンピックイヤーで、盛り上がる…はずでしたね。
 
今年最初のブログです。
 
例年どおり、誕生日の1月7日、初詣に。早朝、電車に乗って向かうと、「お誕生日おめでとう!」メール。母や親友の梅子、今は退職した、職場の元飲み仲間から。電車の中、「ありがとう」の返事を送りながら、嬉しい気持ちに。
 
今年は、このブログにも昨年、一昨年更新していた、毎年初詣してた鎌倉・鶴岡八幡宮ではなく、初めて訪れる神社、東京・世田谷区の、松陰神社へ。きっかけは、昨年末、ケーブルテレビで見た、ドラマ「蒼天の夢」に感動し、今年の初詣はぜひ!と、参拝しました。
 
 
長州=山口県に今でもある松下村塾を、忠実に再現したと言われる建物を、久しぶりの"史跡巡り"よろしく、堪能しました。
 
もちろん、吉田松陰先生のお墓参りも。
 
松陰先生の教え子の1人、高杉晋作の辞世の句を思い出しつつ、「今年も"おもしろき"一年でありますよう」…これまでの初詣とはちょっと違った参拝。
 
鶴岡八幡宮では、毎年、己に勝つと言われる「勝守」というお守りを買い、制服のポケットに1年入れておりましたが、今年は吉田松陰先生がしたためた字、「勝」の文字を入れたお守りを購入。
 
「よしっ!これを持って仕事頑張ろう!」
 
そう、思っていました。
 
2月は、中学時代の恩師(この事も書きたいなぁ)と、デート。
場所は、東京・有楽町の国際フォーラム。
 
このイベント、2年前も先生とご一緒させて頂きましたが、前回は前後左右、ほぼ中央。それが、今回は前から4列目と、楽団(演奏者)とめちゃくちゃ近く、1曲目で演奏された、大好きな『威風堂々』から、テンション高かったです(笑)

 

 

 

 

先生とはコンサートのあと、先生お気に入り=あたしの行きつけのスポーツバーで、美味しいお酒を堪能しました。
 
 
…今思うと、これが、"最後のイベント"
 
 
この時から、コロナウィルスなる名称が広がり、気がつけば、今では、コンサートはもちろん、スポーツイベント、飲み会やら規制が生じ…。
 
「いったいぜんたい、どうなるんだ!」
 
そんな事が囁かれてはいたけど、「仕事がある以上」は出勤をこなし、変わりなく、お客様へのおもてなしを全うしていました。
 
それが4月となり…
 
4月7日の緊急事態宣言の翌8日から、無期限の休業となりました。
 
 
どこで何人感染したか
 
どこで何人亡くなったか
 
 
もちろんそれを知る事も大事。
 
でもさ、もっと世の国民は、知りたい事、あるんだよ、ね?
 
 
 
 
ふと
 
人は「いざ」という時に本性が見える
 
 
これが名言だと、こんな時に実感。
 
 
案の定、政府はバタバタ、擦り付け合い一色。
 
今では「休業」となったあたしの職場=サービス業は、この先いつ仕事が再開するか、未だ分かりません。8日から自宅待機となり、一昨日で2週間。この間、感染陽性のスタッフがいました。4月16日に。ていう事は、16日の2週間前と言えば、2日。あたし、仕事だったし。7日の緊急事態宣言までは、通常勤務。
 
なので、8日からの自宅待機、まずは潜伏期間と言われてる、2週間後、22日まで、ドキドキ過ごしておりました。
 
22日の朝…食事、コーヒー、煙草、共、味、しました。熱は…平熱。
 
 
だから?で?
 
 
…日々後手後手な政府の対応は胸糞悪くなるので、1日3回、朝・昼・晩のニュースを見るのみ。あぁ、今でも記者だったらと、どんだけ思う事か…。
 
 
そんな中、以前結婚してた時(約30年前)に住んでた雪国で知り合った、今ではメール友達の元仕事仲間(Jリーグチームサポーター、昨年ラグビーワールドカップにご家族と観戦)のちーりんくんが、いつもの様にPCメールをくれた時、ふんふんと他愛ない話を読んでたら、末尾に、「マスクと石鹸を送ったからね」と。
 
えーーーーー!!!???
 
仕事で不在だったため、再配達日を指定し、受け取りました。
 
 
今でも貴重なマスク、そして、薬用石鹸ミューズ
ありがたい…本当にありがたい!
 
すると、今度は、関西に住む、ちーりんと同じく、知り合って約30年のペンフレンド(今では死語かな?)から、マスクとマスクケース(ファイル)がポストに。
 
 
 
いずれも、泣きました。
嬉しいのと、この世の中が悔しい…憎くってね。
 
 
今から1ヶ月前(3月中旬~下旬)、出勤する際には、既に世の中"時差出勤"が色濃く、来た電車には座れるようになりました。本を読んだりスマホをいじったり、普段の「超通勤ラッシュ」を思えば、快適~!だけど、そんな世の中じゃないし。
 
それが、今月7日の緊急事態宣言の翌8日から、ひたすら『自宅待機』
 
本来ならね、あたし、18日から今年最初の『連休』でした。
 
予定は、18日に秩父宮ラグビー場で神戸製鋼(社会人トップリーグ)の試合を観て、20日から、2泊3日で、この記事の最初に書いた、吉田松陰さんの地元、山口県にひとり旅(史跡巡り)する予定でした。もちろん、トップリーグは全試合(決勝戦含め)中止、4月に入ってからはコロナコロナと凄まじく、いずれもキャンセル。
 
そんな昨今。
 
それでもあたし、生きてる。
 
 
前向きに生きたくてもそうはいかない毎日だけど、更に、今月、辛いことがあったけど、もうね、前向きになれなくても、辛いことがあっても、ひっくるめて、
 
 
 
とりあえず飯食え!
 
とりあえず飲め!
 
とりあえず生きろ!
 
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そんな訳で、今年最初の記事でした。
 
まだ暫く自宅待機が続きます。この他の話、明日から更新しようと思ってます。
 
 
 
持つべきものは友達
 
 
この言葉が身に染みた1ヶ月でした。
 
 
 
 
"独り"だけど、独りじゃない!
 
 
 
コロナが来やがったら、体育館の裏に、呼び出しましょう!!
 
↑元ツッパリ(^^)より