S(サド)という言葉の元になった人物であり、嗜虐と快楽の探求者
金で雇った女を縛りつけ、鞭で打たれる様を肴に、酒や食事を 楽しむのが日課
そんな中世の変態貴族で名高い[マルキド・サド]は、こんな言葉を遺している。
「快楽とは、痛みを水で薄めたようなものである」
これ、凄い説得力のある名言(迷言?)だと思わないだろうか?
「性的快楽は痒みに近い」と言っていた友人が居たが、痒みには依存性は無いし、なにより痒さを快楽に変換する事が出来る人間に会った事など無い。
私はどちらかと言えばMだし、痛みや屈辱が快楽に変わる人間の気持ちは、分かる。
つまり、快楽を誘発する[刺激]の延長線上にあるものは、やはり[痛み]であり
大きく快楽を得る為に、強過ぎる刺激(痛み)を求める事が出来る人間こそが、マゾなのだと言えよう。
文章で理解を求めるのは難しいが
直接話せば、たいていの人は分かってもらえると確信している。
この境地に至るマルキド・サドは、[変態]であると同時に[賢者]だったのであろうと夢想する。