新治療開始から16日目 9/14(水)
みかんは昔から、
病院に行くのがイヤで、キャリーバックに入れると
おしっこをして抵抗するような子でした。
今回も、入院前は、そうする元気すら残っていなかったようでしたが、
退院してからの通院時には、毎回それが繰り広げられていました。
そうやって、病院に到着して、待合室でも、
順番がくるまで、ずっとキャリーバックの中で鳴いてます。
時には、プラスチック製のキャリーバックを噛んだり引っ搔いたりして
暴れたりもします。
「だせー。ださんかいこらー!」 って感じ。
でも、治療が終わると、
「おわった!おうちにかえれる」 と思って、
鳴きやんで静かになります。
それが、私の感情が崩壊した前日、
夜、点滴を終えたみかんを迎えに行った際に、
なぜか、お迎えのキャリーバックinで、おしっこ・・・?
更には、帰りの車の中も、
「おうちかえりたくないよー、びょういんのほうがいいよー」
と言わんばかりに、ずっと鳴いてます。
病院でも、診察台の上で、私にじゃなく、
看護師さんの身体に頭を押し当てて甘えてるし・・・
本気で、病院の方がいいって思ってるんじゃないのかな・・・orz
って落ち込みました。
夫に話すと、みかんの様子を見て、
「ほんまやな~」 って言ってたし、
息子に言うと、
「なんで?」 と聞くので、
「さぁ・・病院だったら、みんなして"みかんちゃん、みかんちゃん"って
チヤホヤしてくれるからじゃないん?」 って言ったら、
息子が爆弾投下💣
「家でも十分チヤホヤしてやっとるぢゃん!
うずらがかわいそうなくらいやん!」
って。。
そうでした。
ごもっともでございます、息子よ。
ここで、自分の感情をよぉく観察してみました。
そして、気づきました。
「こんなにしてやってるのに!」
っていう気持ちがあったことに。
みかんのために、
こんなに時間をかけて、
お金をかけて、
こんなにしてやってるのに、
それなのに、
病院のスタッフさんの方が好きなわけ?
みたいな感じ(^^;
再び、子どもかっ!
でも、それでわかったんです。
そこまで感じてみて、やっと。
こんなにしてやってるのは、私の勝手だって。
みかんがしてほしいって言ったわけじゃない。
頼まれたわけでもないのに、自分が勝手にやりたいことやって、
自分の思い通りにならなくて(食べてくれないというストレス)
病院にヤキモチやいて(^^;
いや~、ホント自分が情けなかったです。
でも、そこまで感じ切ってやっと、
また、もう一度、オペ前と同じ気持ちまで
自分の気持ちを立て直すことができました。
あとはみかんの『生きたい』っていう、
生命力にかけるしかない・・というところに。
みかんはどうしたいのか?
食べたくないのか?
食べたいのに、食べられないのか?
だとしたら、どうして食べられないのか?
どうやったら、食べられそうなのか?
やっと、みかんとちゃんと向き合って話をする決心がつきました。
ずっと怖かったんです。
みかんと話しをして
「まま、もういいよ。もうじゅうぶんだから・・」 って言われることが
怖かったんです。
気持ちを聞いてしまったら、
それを尊重しないわけにはいかなくなる・・
それがわかっているから、みかんとちゃんと話をするのが
怖くて怖くてたまらなくって、逃げていたんです。
意を決して、みかんとちゃんと話をすると決心しました。
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