団塊世代の"愚考にため息" -33ページ目

団塊世代の"愚考にため息"

ふと思い出す過去の出来事と後悔。次々と、浮かんでは消えていく愚考を書きとめていけば、いつかはネタ切れになるはず。きっとその後は、良き日々の思い出だけが浮かんでくるにちがいない。


否定的な言葉を頻繁に口にだすと、相手はネガティブでやる気のない人物と評価します。もし、上司の指示に対して否定的な言葉を口にするかわりに「できます、おまかせください」と返事をしたらどうなるでしょうか。まず、言った本人は努力しないわけにはいきません。言われた相手は肯定してくれる人に好意をもち、上機嫌になり、そのために本人を取り巻く環境はいっそう良いものになります。

昔お世話になった会社の取締役経営企画室長の件。
優秀な有名大学卒社員が揃う本社でただひとりの工業高校出身です。社長の言うことには、何でも「それはいいですね!」「すぐやりましょう!」「うまくいきます!」と1オクターブ高い声で応える人物です。普段は、「社長の考えは間違っている」「自分はこう思う」と部下の前で低い声で自信たっぷりに話しています。ところが、社長の前ではひょう変します。部下が同席していようがいまいが、社長の指示には二つ返事で従います。「それはいいですね」とヨイショの返事をします。部下の前で反対していた案件は、社長の前では大賛成となります.

社長も人の子、サポーターのおかげで機嫌が良くなり、もっといい指示を出してくるかもしれません。太鼓持も賛成した手前、良い結果がでるよう少しは努力します。案件は良好な環境で取り扱われます。ということは、良い結果がでる確率が高まります。太鼓持本人も順調に仕事がまわれば、社長の覚えめでたく、ますます本領発揮となります。

いままで、よいしょを評価する気がありませんでしたが、上記のような効能があるかぎりにおいて再評価することができそうです。
「そうだ。あの太鼓持、復権させようか。
いやだめだ、足を引っ張られた分のマイナス評価がまだたくさん残っている。」