202407-095:カタカナ英語じゃだめですか | 団塊世代の"愚考にため息"

団塊世代の"愚考にため息"

ふと思い出す過去の出来事と後悔。次々と、浮かんでは消えていく愚考を書きとめていけば、いつかはネタ切れになるはず。きっとその後は、良き日々の思い出だけが浮かんでくるにちがいない。


宮澤元総理のお孫さんという女優なら完璧な米語で演じますが帰国子女でもないサウスポーの女優は東京を舞台にして岡山かどこかのきつい方言とカタカナ英語で野戦病院の軍医役を演じています

標準語を主たる言語にする東京ネイティブには方言を使われると聞き取れない部分がでてきます 教科書英語で訛りのない米英語を外国語として学習した日本人はカタカナ英語や日本の方言のイントネーションで英語を話されると聞き取りが難しくなるのと同じ理屈です 日常使用言語ではないので仕方ありません
英語ネイティブのヒトはカタカナ英語でも中国語訛りでも問題なく聞き取れます 外国人がカタコト日本語で日本人と十分にコミュニケーションがとれるのと同じです

政治家がキーワードを強調するために単語の正しい読み方を意図的に変えて発する場面をよく耳にします おかしなアクセントなので耳触りというか耳に残ります アクセントを変えても日常日本語を使うヒトなら違和感を覚えながらも単語の意味を理解できます
もしかしたら件の女優は意図的にカタカナ英語を使って奇妙な存在感をアピールしているのかもしれません 計算された芸なのでしょう あっぱれです