【大和国一之宮・大神神社】神仏巡拝における珠玉のひととき② | あおによしならはそらにみつ~神仏巡拝~

あおによしならはそらにみつ~神仏巡拝~

『神は人の敬によりて威を増し、人は神の徳によりて運を添ふ』
この格言を日々実践するべく、たくさんの神社仏閣に参拝させていただいております。
そんな私、大和奈良の井志田和叶が、巡拝した神社仏閣の神様、仏様への感謝と崇敬の念を綴っていくブログです。

私のブログ記事をお読みくださる皆様の弥益々のご開運、ご幸運をお祈り申し上げます。

 

 

いつもありがとうございます。

大和奈良の井志田和叶です。

 

 

前回に引きつづきまして…

 

 

 

 

大神神社の参道と拝殿前を中心に、大神神社の境内を巡拝して参ります。

 

 

 

 

 

 

前回の予告どおり…

 


全国屈指の人気神社である大神神社の拝殿前に、日中にもかかわらず人っ子ひとりいない希少なお写真を…



私のブログ記事をお読みくださる皆様にお届けしたく存じます。

 

 

記事の最後の方に余計な妄想を書き連ねておりますが、ご興味のない方はスルーしてくださいね。

 

 

≪三六九≫

 

 

はい、いつもの大鳥居撮影会です(笑)

 

 

前回の三卯大祭の日に負けず劣らず、この日も快晴の青空に映える大鳥居です。

 

 

 

 

朝早いので駐車場も空いていますね。

 

 

帰る際に見たときは満車でした。

 

 

 

 

この日の御柱(大鳥居を真横から撮影)

 

 

 

三卯大祭の日の御柱(大鳥居を横から撮影)

 

 

 

別の駐車場から望む大鳥居

 

 

 

そして振り返ると…

 

 

駐車場から望む大神神社の御神体・三輪山

 

 

 

摂社・綱越神社の境内から望む三輪山

 

 

 

末社・久延彦神社の境内から望む三輪山

 

 

 

三輪坐惠比須神社の境内から望む三輪山
 

 

 

神山・三輪山の山麓にて…

 

いつも御神体の大神大神(おおみわのおおかみ)様の御存在を感じながら巡拝させていただいております。

 

 

いつもありがとうございます。

 

 

≪三六九≫

 

 

大神神社の社標と二之鳥居

 

 

 

三輪明神の扁額

 

 

 

この日はいつにも増して陽の光を感じました。

 


 

 

一礼して鳥居をくぐります。

 

 

 

 

うつくしい参道

 

 

 

 

 

この辺りまでは他の参拝者もいらっしゃいますね。

 

 

 

 

巳さまの手水舎

 

 

 

 

志るしの杉

 

 

 

拝殿正面の注連柱(大注連縄)が見えてきました。

 

 

 

 

御由緒書き

 


 

拝殿前の斎庭に向かいます。

 

 

 

 

階段の途中で気配を感じて振り返ります。

 

 

 

 

参道の陽の光が増していました。

 

 

 

 

巫女さまがきびきびと立ち働いておられました。

 

 

 

 

いつもありがとうございます。

 

 

 

 

注連柱に渡される大注連縄

 

 

 

重文・拝殿

 

 

 

境内(斎庭)を見渡しているうちに…

 

 

 

 

拝殿前から人影が消えていました。

 

 

 

 

全国屈指の人気神社である大神神社の拝殿前を独占するなど畏れ多いことですが…

 

 

 

 

この日は稀有な機会を頂戴することができました。

 

 

いつもありがとうございます。

 

 

 

皆様もぜひ…

 

参拝されている心持ちで、拝殿のお写真に手を合わせて見てくださいませ。

 

 

 

 

 

 

 


 

いつもありがとうございます。

 

 

≪三六九≫

 

 

あらためて御由緒書き

 

 

 

≪三六九≫

 

 

巳の神杉の御神木さま

 

 

 

 

 

これぞまさに「御神木」の佇まいですね。

 

 

 

 

巳の神杉側から見た拝殿

 

 

 

 

いつもありがとうございます。

 

 

≪三六九≫

 

 

回廊(休憩スペース)

 

 

 

授与所

 

 

 

ふたたび拝殿前

 

 

 

このあと昇殿参拝のために受付のある参集殿に向かったタイミングで、たくさんの参拝者が斎庭になだれ込んできました。

 

 

御神慮にただただ感謝するばかりです。

 

 

 

 

いつもありがとうございます。

 

 

≪三六九≫

 

 

参集殿

 

 

 

私、大和奈良の井志田は、大神神社の講社崇敬会員です。

 

 

そのためこの日の参拝では…

 

 

参列できなかった春の講社崇敬会大祭の代替としての昇殿参拝と…

 

 

誕生日祝いの御祈祷とをあわせて、御神前にて斎行していただきました。


 

 

 

御祈祷では…

 

春の大祭と誕生日祝いそれぞれ別々に、二度も名前を呼んでいただき、各々の祝詞を奏上していただきました。

 

 

何と有り難い…

 

 

いつもありがとうございます。

 

 

 

 

参集殿の窓辺からの景色

 

 

 

 

 

 

祈祷殿

 

 

 

志るしの杉玉

 


 

いつもありがとうございます。

 


≪三六九≫

 


なでうさぎさま
 

 

 

三卯大祭のときには拝殿前にいらっしゃいましたが…

 

 

 

 

 

この日は祈祷殿前にお遷りになられていました。

 

 

 

 

なでうさぎさま曰く…

 

 

「大神神社の神様に呼ばれた!」

 

 

なんて宣う自意識つよめの子をわりとよく見かけますが…

 

大神大神(おおみわのおおかみ)様は「その子のこと」を呼んでいないそうです。

 

大神大神様の御眷属であるなでうさぎさまは…

 

二千年を超える大神神社の歴史上、ただの一度も「その子のこと」を呼びに行くよう申し付かったことはないそうです。

 

 

あれって何なん?

 

 

自身のブランディングに大神大神様の御神名が持ち出されていることに、なでうさぎさまはつよい不快感を示しておいでです。

 

 

 

 

なでうさぎさま曰く…

 

 

神仏には「格」があるそうです。

 

そして格の高い神仏は…

 

滅多やたらと個々の人間とコンタクトを取ろうとはなさらないそうです。

 

格の高い神仏は、地域とか、社会とか、自然とか、日本国とか、世界とか、はたまた宇宙とか…

 

いわゆる「全体」を統べる御存在です。

 

ですので、もしも働きかけるとしたら個人個人ではなく…

 

もっと大きな単位の人間全体に働きかけるそうです。

 

 

 

 

なでうさぎさま曰く…

 

 

神仏の世界では、大神大神様は最古参の長老的立場に位置づけられており…

 

神仏における「格」でいうと、最上位の「上澄み」に位置するそうです。

 

大神神社のなでうさぎさまは…

 

御自身がお仕えする大神様が、まさに「格上」または「別格」の御存在であることを、大きな誇りとされているそうです 

 

 

 

 

うさぎさま曰く…

 

 

呼ばれたと思いたい気持ちは理解するが…

 

大神大神様が個々の人間を呼び寄せることは決してないそうです。

 

大神大神様は「全体」を統べる「格上」の神様だからです。

 

そのため大神様が、個々の人間に何らかの「役目」を与えることもないそうです。

 

役目を果たすべきは、なでうさぎさまたち、御神使、御眷属…

 

あるいは御神使、御眷属の意を受け、ともに立ち働く者ども(神職や僧侶のことか?)なのだそうです。

 

もしも私たちに…

 

何らかの呼びかけをするならば、大神神社と御祭神を同じくする…

 

全国津々浦々の神社への参拝を「全体」に呼びかけるそうです。

 

または…

 

神仏習合の倣いにより大神神社の御祭神と同一視される、大黒天様やえびす天様をお祀りする…

 

全国津々浦々の寺院仏閣への参拝を「全体」に呼びかけるそうです。

 

 

 

 

なでうさぎさま曰く…

 

 

全国の一之宮やかつての官幣大社などのような社格の高い神社や…

 

古くからたくさんの人びとに拝まれてきた仏像、仏塔、仏閣を有する寺院には…

 

ほとんどの場合「格の高い神仏」がいらっしゃるそうです。

 

それらの格の高い神仏と…

 

直接繋がろうとすること、直接繋がれると思うことは…

 

著しく不遜な態度と云わざるを得ないそうです。

 

格の高い神仏と、私たち人間との御縁は…

 

神仏の御眷属、御神使や、神職、僧侶などの神仏にお仕えする方々に執り持っていただく。

 

それが神仏を敬うための正しい在り方なのだそうです。

 


 

 

なでうさぎさま曰く…

 

 

大和奈良の大池に黒い墨(墨汁)を流しても、すぐに混じり合い溶け込んでしまうように…

 

 

 

 

たとえどす黒い腹の内を持つ者が大神神社の境内を訪れても…

 

境内の大いなる御神気とすぐに雑じり合い受容されるそうです。

 

「混じる」とは溶け込むことですが…

 

「雑じる」とは異物が混入することですので…

 

音は同じでも、意味合いはまったく異なるのですがね。

 

 

「神様に呼ばれた!」

 

 

なんて言ってしまうような自意識つよめの子なんかも…

 

大神大神様はきちんと受け入れ、面倒をみてくださるそうです。

 

ただし、神仏によっては受容してくださらない場合もあるので…

 

自身のセルフブランディングに神仏の後ろ盾を匂わせて…

 

商売に利用されているような方は、ゆめゆめ気をつけなさいな!

 

とのことでした。

 

 

 

 

すごく長い時間、なでうさぎさまの御側近くで過ごせましたので、いつもの妄想が捗りました。

 

 

あ、あくまでも妄想ですのでお気になさらず。

 

 

いつもありがとうございます。

 

 

≪三六九≫


 

いつも余計な妄想を記してしまうのですが…

 

 

今回のブログ記事のメインは、御神気に満ちた名社の境内を皆様に味わっていただくことでした。

 

 

 

日本最古の神社ともいわれる大和国一之宮・大神神社の大神様に思いを馳せていただけたら幸いです。

 

 

そしてお時間がありましたら、ぜひとも大和奈良に足を運んでいただき、三輪山を拝してくださいませ。

 

 

その際は、ぜひとも「自分の意思」でお越しくださいね。

 

 

大神大神様も御眷属のなでうさぎさまも、そのように望んでおられるように思いますので。

 

 

 

 

ありがとうございました。

では、また。

 

 

あおによし ならはそらにみつ ひのもとの

なんとまほらま しきしまのこと

 

 

@井志田和叶