【石清水八幡宮】吉にも八幡 凶にも八幡 | あおによしならはそらにみつ~神仏巡拝~

あおによしならはそらにみつ~神仏巡拝~

『神は人の敬によりて威を増し、人は神の徳によりて運を添ふ』
この格言を日々実践するべく、たくさんの神社仏閣に参拝させていただいております。
そんな私、大和奈良の井志田和叶が、巡拝した神社仏閣の神様、仏様への感謝と崇敬の念を綴っていくブログです。

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私のブログ記事をお読みくださる皆様の、弥益々のご開運、ご幸運をお祈り申し上げます。
 
 
≪三六九≫
 
 
いつもありがとうございます。
大和奈良の井志田和叶です。
 
 
先般、京都府八幡市(やわたし)にあります…
 
 
石清水八幡宮
(いわしみずはちまんぐう)
 
 
 
 
に参拝させていただきました。
 
 
神宮(伊勢神宮)とならんで、皇祖神をお祀りする…
 
 
二所宗廟
(にしょそうびょう)
 
 
とされる重要な神社です。
 
 
また、宇佐神宮(うさじんぐう)とならんで、全国数万社にお祀りされている八幡大神様(はちまんおおかみさま)の総本社とされています。
 
 
私たち家族も…
 
ありがたくも結んでいただいた御神縁と、その御神助により、このようなご時世にもかかわらず、家族みんなでチカラを合わせ、明るく、元気に笑顔で過ごすことができております。
 
 
この日は、私(おとうちゃん)とふたりの子供たちに加え、おかあちゃん(私の妻です)も一緒に参拝させていただきました。
 
 
生粋の「奈良っ子」であるおかあちゃんは…
 
名社、名刹のひしめく古都奈良で生まれ育ったため、あまりにも身近に国宝やら世界遺産やらありすぎて、そのありがたみや圧倒的な価値に対して、いまいちピンと来ていません。
 
 
私の神社仏閣参拝にもふだんは同行せず、生温かい眼差しで見守っているのですが…
 
この日は、親しい方々に霊験新たかな「御守り」を届けたいとのことで、一緒にやわたの八幡様にお伺いし、御神助をお願いすることとなったのでした。
 
 
 
 
≪三六九≫


今回は、さっそく御本社からスタートです。


石清水八幡宮が鎮座されている、男山周辺や参道での様子は、つぎの機会にご紹介させていただきますね。



 
 
 
神楽殿では、八幡御神矢をいただいた人たちのために、神楽がご奉仕されていました。
 
 
 
 
国宝の御本社です。


拝殿の前には、約8メートルの御神矢が据えられています。
 

 
 
勇壮さに思わず見上げてしまいます。
 
 
 
 
八幡大神様、いつもありがとうございます。
 
 
 
 
 
 
≪三六九≫
 
 
拝殿に向かって左手の、ナギの御神木さまです。
 
 
 
 
ナギの御神木さまの横に、御神籤の授与所が設けられていました。
 
 
私は御神籤を引きませんが…
 
家族は、御神籤を引かせていただきました。
 
 
いただいた御言葉はそれぞれですが、どの御神籤を引いても変わらないことがあります。
 
 
吉にも八幡
 
凶にも八幡
 
 
 
 
良いときも悪いときも…
 
八幡大神様は、変わらずそばにおられて、見守っていてくださる。
 
 
石清水八幡宮の御神籤をみると、このことに感謝の念が湧いてきます。
 
 
今回、おかあちゃんが引いた御神籤には…
 
 
神は正直の
 
頭に住む
 
 
 
 
とありました。


この御言葉も、示唆に富んでいて奥深いですね。
 
 
≪三六九≫
 
 
私の大好きな楠木正成(くすのきまさしげ)公が奉納された「楠」です。
 
 
 
 
 
 
 
 


御社殿の周囲にお祀りされている、各境内社にも御挨拶させていただきました。
 
 
 
 
 
 
住吉社(すみよししゃ)

磯良社(いそらしゃ)
 
 
 
 
≪三六九≫
 
 
御本殿の裏手からも参拝させていただきました。
 
 
 
 
いつもありがとうございます。
 
 
 
 
御神恩に感謝申し上げました。
 
 
 
 
拝したあと…
 
太陽の当たる場所に出た途端、このとおりの神々しさでした。
 
 
 
 
 
 
龍田社(たつたしゃ)

貴船社(きふねしゃ)
 
 
 
 
鬼門封じ
 
 
東北の丑寅の方角(鬼門)を封じるために、御本殿の石垣を斜めに切り取っているそうです。
 
 
 
 
御本社に向かって右手の参道です。
 
 
 
 
若宮社(わかみやしゃ)
 
 
 
 
若宮殿社(わかみやでんしゃ)
 
 
 
 
 
 
御本殿昇殿口
 
 
御祈祷を受けるときは、こちらから昇殿します。
 
 
 
 
 
 
石清水八幡宮は、周囲を「信長塀(のぶながべい)」と呼ばれる土塀で囲まれています。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
御本社の前に戻ってきました。
 
 
 
 
ありがとうございました。
 
 
≪三六九≫


 私が崇敬する神社はたくさんありますが、大和奈良以外の地域に御鎮座されている御社では、石清水八幡宮は別格です。


本当にありがたい御社ですので...

尊敬するブログ仲間さんが訪ねてきてくださったときには、一番にお連れしました。
 
 
 
昨年の2月には、オフ会も開催させていただきました。
 
↓石清水八幡宮の境内の様子についてくわしく書いておりますので、よろしければご覧ください。
 
 

≪三六九≫



ここからは余談です。


お時間に余裕のある方、さらに駄文に耐性のある方のみ、読み進めてくださることをオススメします。


突然ですが…
 
 
皆様は「開運」に向けて、何か具体的な行動をなさっていますか?
 

早寝早起き?

アファメーション?

それとも、パワースポット巡りでしょうか?


もしかして…
 
たくさんの開運グッズで、身を固めていたりします?
 
 
いろいろな考え方があると思いますが、私が考える「開運」のポイントは…
 
 
難を避けて
なんをさけて
 
厄を除ける
やくをよける
 
 
ことだと思っています。
 
 
「難を避ける」とは…
 
文字どおり危難や災難が起こりそうな事、起こりそうな場所に近寄らないことです。
 
 
危難、災難が我が身に降りかかってから対処しようとすると、気力、体力、時間、お金などのエネルギーをいたずらに消耗する結果を招きます。
 
そして、疲弊した心身には「魔が差す」ことが、往々にして起こります。
 
 
徹底的に「難を避ける」ように行動していくことが大切です。
 
 
昨今の社会情勢を鑑み、外出を自粛する動きなどもこれにあたるでしょうか。
 
怪し気でいかがわしい情報に近づかない、鵜呑みにしないことも、難を避けることにつながります。
 
 
「厄を除ける」とは…
 
災厄を免れるため、厄が身に憑かないように除ける(避ける)ことです。
 
 
よく「厄払い」とか「厄落とし」という表現が用いられますが…
 
災厄が我が身に降りかかってしまってからでは、払ったり(祓ったり)、落としたりするのはとても大変です。
 
 
また、神社仏閣では、厄除け参り、厄除け祈願などを行ないますが…
 
「厄払い参り」や「厄落とし祈願」ではありませんね。
 
 
厄除け大師、厄除け観音などの仏様がいらっしゃる寺院もありますが…
 
「厄払い大師」とか「厄落とし観音」と呼ばれる仏様はいらっしゃいませんよね。
 
 
あくまでも「厄」とは、あらかじめ「除ける(避ける)」ものなのです。
 
 
神仏とコンタクトが可能な方々ならばいざ知らず…
 
神仏の声を解さないと自覚されている皆様には…
 
 
難を避けて
 
厄を除ける
 
 
ぜひとも実践していただきたいです。
 
 
ただし…
 
「難を避ける」ことは、皆様個々の日頃の思考や行動如何で実践可能ですが...

「厄を除ける」ことは自力で難しいですね。
 

その「厄を除ける」ためにもっとも効果的な方法は...


神社仏閣への参拝


です。
 
 
可能であれば、厄除け祈願の御祈祷を受けることも、とても有効です。
 
 
加えて、私が考える最高の厄除け開運グッズ…
 
それは、神社仏閣でいただく「厄除けの御守り」です。
 
 
例えとしてはイマイチかも知れませんが…
 
換気扇や空気清浄機の「フィルター」が、粉塵やウィルスなどを取り除いてくれるのと同じように、厄除けの御守りは、身につけていることで厄が身に憑くのを防いでくれます。
 
 
そして、この「フィルター(御守り)」は…
 
厄年にしか効果がないのかというと、そんなことはありません。
 
 
「フィルター」は、いつ身につけてもその役割を果たしてくれます。
 
 
私事で恐縮ですが…
 
私は、神社仏閣で御守りをいただくときは、たいてい「厄除けの御守り」をいただきます。
 
 
理由は、ここまで述べてきた通りです。
 
 
ただし…
 
私は、石清水八幡宮で厄除けの御守りをいただいたことは、いままで一度もありません。
 
 
一見すると、これまで書いてきたことと矛盾するようですが…
 
ここで、ようやく「結論」に行きつくことができます。
 
 
結論…
 
 
石清水八幡宮は、強力な厄除け開運の御神威、御神徳を有する神社なので、参拝という行動自体で厄除け開運の御利益を授かれる!
 
そのため、私が考える最高の厄除け開運グッズである「厄除けの御守り」を、あえていただく必要がない!
 
 
これは、私、大和の奈良の井志田の私見です。
 
ぜひとも皆様にも、石清水八幡宮にご参拝いただいてお確かめいただきたく存じます。
 

吉にも八幡

凶にも八幡


皆様にも、八幡大神様の御神助がありますように、ご祈念申し上げております。


長々と書いてまいりましたが、すこしでも皆様のご参考になれば幸いです。
 

次回は...

石清水八幡宮が御鎮座されている男山の周辺や参道での様子をお届けします。

 
ありがとうございました。
では、また。
 
 
@井志田和叶