【都祁水分神社】「疎」の空間にて祈りを捧ぐ① | あおによしならはそらにみつ~神仏巡拝~

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『神は人の敬によりて威を増し、人は神の徳によりて運を添ふ』
この格言を日々実践するべく、たくさんの神社仏閣に参拝させていただいております。
そんな私、大和奈良の井志田和叶が、巡拝した神社仏閣の神様、仏様への感謝と崇敬の念を綴っていくブログです。

いつもありがとうございます。

大和奈良の井志田和叶です。
 
 
先般、奈良市にあります…
 
 
都祁水分神社
(つげみくまりじんじゃ)
 
 
に参拝させていただきました。
 
 
ここ最近は…
 
時と場所を選んで、例の感染症のリスクを考慮しながら…
 
大和奈良の山間(やまあい)に御鎮座されている神社に、参拝させていただいております。
 

≪三五八≫

 
社標①です。

 

 
 社標②です。
 

山邊之御井(やまのべのみい)の石碑です。
 

どなたかの句碑です。
 

高原の 都祁に真昼の ほととぎす


今年は式年御造営の年に当たります。
 
 
神社周辺の景色です。
 
 

 

 
社標③です。
 

鳥居です。
 

参道は改修工事をしていました。


手水舎の龍神様です。
 
 

舞殿(能舞台)です。

 

 
拝殿です。
 
 
以下、ホームページから引用させていただきます。
 
 
都祁水分神社(つげみくまりじんじゃ)は、奈良市都祁友田町にあり、大和国水分四社(都祁・宇陀・吉野・葛城)の一つで、古来から水の神として崇拝されてきました。

祭神は速秋津彦神、天水分神、国水分神の三柱の神で、古く本地垂跡説によると阿弥陀三尊と呼ばれています。

朱塗りの梁があざやかな本殿は、一間社春日造桧皮葺で国の重要文化財に指定されています。

また、本殿前の石造の狛犬は、鎌倉時代後期の作で、早期狛犬の秀作とされる、たいへん貴重なものです。

奈良県で歴史的にも由緒ある神社として、自然美豊かな都祁の山里で、人々から大切に祀られてきました。

 

 
引用ここまで。
 

阿形の狛犬さまです。
 
 
吽形の狛犬さまです。
 
 
御由緒書きです。
 

 

 

いつもありがとうございます。

 
 
重要文化財の御本殿です。
 

 

 
境内社です。
 

 

 
白龍大神様から御言葉を頂戴しました。
(井志田の妄想です)
 

白龍大神様
「いつの世も、そなたら人間たちが生きていくのは難儀なこと。

いままさに、災いを被る者は、己のみが難渋している錯覚に陥る。

否とよ。

そなたらの祖先も、乗り越えてきた道である。

明けぬ夜はない。

いまこそ万民が心を通わせ、その叡知の限りを傾け、事に対処せよ。

我ら必ずや守護せん!」


 
 
御神木さまからも御言葉を頂戴しました。
(井志田の妄想です)
 

都祁水分神社の御神木さま
「あなたたちの中には、今回のことで、その職、その生業を失う者もおりましょう。


事業資金、住宅ローン、家賃、学費、生活費...

心配は尽きませぬか?


流行り病を、患ってもおらぬというのに...

明日のことを考えると、不安で押し潰されそうですか?


もう少し、自分たちが築いてきた社会を、信頼してもよいのではありませぬか?

過去の世とはちがい、適切に声をあげることができたならば...

あなたたちの社会では、餓えて亡くなることはありません。


たとえ一時、失われたかに見えても...

見栄や虚勢を拭い去った先に、必ずや救いの手が差し伸べられます。


いずれ、あなたたちが果たしてきた役割、担ってきた責任と同等か、それ以上のものがもたらされましょう。

まずは、なんとしても生き抜くと誓うこと、希望を捨てないこと、いかなるときも愚痴や不安、不平不満などで、自分の心を満たさないこと...


これらの心がけが、神仏の加護を受け、社会の助けを得るための道です」



 
 
 
境内の様子です。
 
 
直会殿です。
 

社務所は改修中でした。
 

ありがたい参拝となりました。

 

 

ありがとうございました。
 
 
 ≪三五八≫
 
 
大和奈良の、山間の古社を訪れますと...

私たちの祖先の「祈りの蓄積」というものを、強くつよく感じます。

神仏の御加護を心の拠り所として、精一杯生きてきた御先祖様たちの、切なる祈りです。


「外出自粛」の目的は、濃厚接触の温床となる「密」を避けることです。

公共交通機関を利用せず、県境をまたがずに(他県に迷惑をかけずに)、自家用車で行ける、密の存在しない「疎」の空間...

そう、大和奈良の山間(まさに「疎」)の神社にて...

私は、皆様の分まで、祈りを捧げて参りたいと思います。
 

このあともしばらく...

全国的には有名ではありませんが、神々の御力がみなぎる、大和奈良の古社への参拝記事がつづきます。


よろしければ、お付き合いくださいませ。


ありがとうございました。
では、また。


あおによし ならはそらにみつひのもとの
なんとまほらましきしまのこと