桜🌸が散って、新緑の季節が始まりました。朝の五台橋は空気が瑞々しい!

丸子には古より三箇所の温泉があります。
東から〝霊泉寺温泉〟。平安時代の安和元年(968)に寺が建てられ、長い間寺湯として続いたとされます。
〝霊泉寺〟は鎌倉時代は〝臨済宗〟のお寺でしたが、室町時代に〝曹洞宗〟に変更しております。
現在の本堂は大正2年(1913)に再建されたそうです。
丸型のポストが渋い!〝霊泉寺温泉共同浴場〟入浴料は200円なり。無人なので小銭を用意して下さい。
シャンプー及び石けんはありません。無色透明、無味無臭の弱塩類泉なり。泉質は最高です。面白いのが明治期に此方には〝万象楼〟なる遊郭があったとか。今では想像もつきませんが少しやんちゃな温泉街だったようです。
次が〝大塩温泉〟です。〝信玄の隠し湯〟ともいわれております。泉効があることが判明して大正3年春に浴室を新築し、大いに面目を改めたと『小県郡史』にあることから歴史的には新しいのか?ぬるいですけど、泉質は一番好みかも。
一番奥が〝鹿教湯温泉〟です。奈良時代の高僧〝行基菩薩〟が鹿教湯を訪ね、風光明媚な地に強く引きつけられて、帰京後に文殊菩薩像を彫り、弟子の円行阿闍梨に託して安置したのが文殊堂〟とされます。現存する文殊堂は宝永6年(1709)築という記録があります。内村には慈覚大師圓仁建立の〝法住寺〟がありますし、古来より温泉を楽しむ文化が根付いていたのではないか?と、勝手に想像します。
新緑がまぶしい音楽村です。風光明媚な場所です。浅間山は雲に隠れておりますが…
初夏の〝観音堂〟です。
〝千手観音立像〟にお参りしました。
立科の〝慧日山修学院津金寺〟にお参りされていただきました。
大宝2年(702)行基菩薩が聖観音を安置したのが始まりとされます。のちに伝教大師最澄が弘仁8年(817)、東国巡錫の折に訪れた場所です。
遙か昔に想いを寄せながら…
お気に入りの場所、〝芸術村公園〟を訪れました。空が広くて開放的な気分になれます。
数年前両親と散歩したことを思いだし少しシンミリ…。
壮大な時間のなかで、楽しい思い出もあり、美しい自然に心をあらわれて、穏やかな気持ちになったぽんこつだぬきなのでした。