19日は〝雨水〟ということで、雪解け水が大地を潤す季節です。

春の鹿教湯温泉。鹿教湯病院の新病棟が2023年秋に完成。475床の大きな病院に再編されました。
 ふきのとうを探していたら、水仙でしょうか?芽が出ていました。
上田城址の 梅も咲き始め、信州も日毎に春らしくなってきました。
先日は群馬県藤岡市にある〝広厳山浄土院浄法寺〟にお参りしました。
奈良時代に渡来した鑑真和尚の弟子である道忠禅師の創建と伝わります。
伝教大師最澄が比叡山に一切経を揃えるときに助写したのが道忠禅師の一門であり、奈良時代から平安時代にかけて都から遠く離れた東国に、有力寺院があった事実に不思議さを感じます。
現在の本堂は江戸時代の名工、八田清兵衛による建造とのこと。
伝教大師が国家安泰、仏法興隆、国民安楽を祈念するための拠点として群馬、栃木、福岡県と比叡山に建立した〝六所宝塔〟 の一カ所であり、晩年に東国巡錫で訪れた場所でもある〝浄法寺〟。
歴史のロマンを感じるぽんこつだぬきなのでした。