土曜の晩、早めに床に就きました。
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灯りを消した暗く静かな部屋の中、遠くからお寺の鐘の音が聞こえてきました。
ゴーン、ゴーンと鐘の音を聞いていると、「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。おごれる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。」平家物語の一節が心に浮かんできました。
全く人生なんて春の夜の夢のように儚いものなのかも知れません。
そんなことを考えながら眠りにつきました。
朝、目覚めると同じようにお寺の鐘が聞こえました。
別所温泉は格別に心落ち着く場所です。
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美味しい朝ごはんを食べ、温泉に入浴後、後ろ髪を引かれる思いでチェック・アウト。
あてもなく野倉までドライブ。
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有名な野倉夫婦道祖神に参拝しました。仲睦まじい男神女神の姿は微笑ましくもあり、うらやましくもあり。
儚い中にも永遠の姿を見た気がしたぽんこつだぬきなのでした。