鴇色は永遠に!

鴇色は永遠に!

きものの師匠故清水ときの教え、自分の好きなきもの、そしてきもの好きな友達の事や田舎の古民家の日常をつらつらと綴っています。

ペットの猫清志郎と三郎の日常や古民家周りに棲みつく野生動物のこと、日記のように書いています。

昨日の一陽来復からの今日。クローゼットの片付けして着られないコートやパンツ数点を初めてリサイクル店に買取して貰った。大した額にはならなかったけれど、誰かが着てくれたら嬉しい。


そして、いつもお世話になっている地元の悉皆屋さんに行ったよ!ゴッホの帯に入れる帯芯を買いにね。
そしたら、母譲りの辻ヶ花の付下げ(トキ孫仕立て直した袷)が洗い終わったよってマスターが奥から持って来てくれた。長襦袢と能州紬の付下げもね。今年はこれでお店に来るのは最後だから、よくご挨拶して雑談し始めたんだ。





その時とってもショックな事を聞いたんだ。


マスター80歳越えても元気に仕事しててくれるからきものを着られるんだよね、って感謝の気持ちを口にして、お兄ちゃんに後をやって貰わないとねって軽く口にしたんだ。そしたら、「お兄ちゃん死んじゃったから後やる人居ないんだよ」って。

え〜〜〜っ次の言葉が見つからない😨😨😨


3年前に亡くなったんだって。血液の病気で加療中にコロナに罹患してあっという間に亡くなったって。十数年前、マスターが大腸癌で加療中にはお兄ちゃんがおばちゃんとお店回してくれてて、頼もしいって思って居たんだよね。だからスッゴクショック😰良い職人さん達を持ってて悉皆屋さんとして頼もしい存在なのに…


大きな声で言うことでも無いからずっと黙ってたんだよ、悪かったねって。驚いてビックリ‼️アングリ😱

逆縁って辛いよね😰お兄ちゃん50歳になるところだったんだって。人生いろいろあるからって淡々と言われたらお悔やみ言うのがやっとだった。

脳梗塞で右半身が不自由なおばちゃんはどんなに悲しかっただろう。頼りにしていた息子の死。何だか今年最後は驚く情報で半分涙😢が出て来たよ。