出会いは、誰かと一緒に居ることで得られる温かさや
幸せといったものを実感させてくれます。
互いに思い遣ったり労わったりすることで関係は深まり、
二人でいる時間を
とても心地の良いものと感じるようになってゆくことでしょう。

恋愛の始まりであるこうした時間は、互いの嗜好や趣味、
生活パターンといったものごとを知るためにもとても大切ですし、
二人でいることで起きる小さなスキンシップの積み重ねもまた、
関係を円滑にしてくれますし、
相手への思いを深めてもくれるので、
貴重な時間だとも言えるでしょう。

ですが、お互いへの理解が深まり、
プライベートな空間で過ごす機会が増えてきたなら、
その分、ひとりで過ごす時間を作ることが大切になってきます。
プライベートな空間で過ごす方法も、
最初のうちは何かを一緒にすることが多いでしょうが、
親密さが増してくると同じ空間にありながら、
互いに好きなことをしていても気にならない、
むしろそれを心地良いと感じるようになってくるでしょう。

それを「ひとりの時間」と考える人もいるでしょうが、
二人でいながら好きなことをする時間と、
全くのプライベートな時間では心の在り方も、
意識の休まり方も違うものなのです。
好きな人と居るのに、
気疲れするはずがないと考える人も多いかもしれませんが、
好きだからこそ相手に心地よく過ごして欲しいという感情は
常に働いていますし、
考えている以上に相手の動向を気にかけているものなのです。

ですから、頭と心を休めるためにも、
長く良好な関係を続けていくためにも、
ひとりで過ごす時間を作ることはとても大切ですし、
それはあなただけでなく相手のためでもあるのです。
「好き」を持続させるには、親密さと、
その親密さを恋しいと思うための
ひとりの時間が大切なのです。





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