出会いからしばらくの間は、
デートのプランを考えたり、
相手の喜ぶことを計画したりすることがとても楽しく、
率先してそれらを考え実行に移すという人も
少なくないことでしょう。
相手もまた、次はどんな楽しいことが起こるのか、
どんな話題で楽しませてくれるのかと期待し、
それに応えることが
また楽しくてならないという人も多いことでしょう。

ですが、お互いの嗜好や生活パターン、
考え方に理解が深まって来るにつれ、
外出したりイベントを作らなくても
二人でゆっくり過ごすことを楽しいと感じるようになったり、
お互いに好きなことをしていても
その空間に一緒に居るだけで
幸せだと感じられるようになったりして来るものです。

これは、相手を自分のプライベートの一部と
考えるようになってきたということです。
つまり、家族に近い存在だと、
相手のことを考えるようになった、
関係が熟成して来たということなのです。

ですが、そうした時間が増えてきた時こそ、
気分転換や環境への刺激が大切になってきます。
簡単なところでは、外食の機会を作るのでもいいでしょうし、
あえて外で待ち合わせをして、
二人でテイクアウトを選んでから
プライベートな空間へと帰るのでもいいでしょう。
関係が親密になったことで、言わなくても伝わると考えたり、
相手がやってくれると考える機会が増えたり、
外出することを面倒と考えたりすることが常態になってしまうと、
どちらかに不満や不安が出て来てしまうので注意が必要です。

時には、以前のようにイベントを考えてみたり、
デートのプランを提案したり、
違う環境で楽しむ時間を設けることが
長く円滑な関係を続けていく上では大切ですし、
相手の意外な一面を見つけたり、
改めて相手の好ましさを
確認したりといったことにも役立つので、
関係が深まってきた時こそ、
初心に戻ってみることがお勧めです。





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