検体を取ったり手術をするのは耳鼻科。

その検体を調べるのは血液内科。

ということで、この時期は血液内科と耳鼻科を行ったり来たり。

 

7月はじめに血液内科詳細な結果を聞きに行く。

でも実は、その前に手術の抜糸で行ったときに

耳鼻科の先生から「こんな結果が出てるんだよね。僕にはわからないけど」

なんて言い方で知らされていた。(カルテは共有されてます)

家でググったら、けっこうシャレにならない結果。

この時点で、既に抗がん剤治療は覚悟していた。

 

血液内科では以下のことを伝えられる。

・濾胞性リンパ腫&一部転化したびまん性大細胞型B細胞リンパ腫

・PET検査では、あごの腫瘍以外のがんは発見できなかった。

その腫瘍も摘出しているので、現在はがん細胞は発見できない。

・しかし、がん細胞が体に無いとは考えにくいので、抗がん剤治療を行う

・治療はR-CHOP療法6クール。しかしそのうち後ろの2回はリツキシマブのみ。

いずれも治療は通院で行う。

・治療開始までの間に骨髄穿刺を行う。

 

耳鼻科の先生のせいおかげで、既に色々考えていたので、

治療中は休職すること。

そのために診断書が欲しい事などをつたえる。

 

その後、治療場所を見学し、色々なことを質問して

処方箋をもらって帰る。

その後薬局で薬をGet。抗がん剤治療の当日

もっていくのを忘れないようにしないと。

 

前の治療後のごほうび。

スタバのストロベリーフラペチーノにマンゴーのソースをかけて♪

6月はじめ、診察券を再来受付機に通したら、

耳鼻科の診察のはずだったのに、血液内科へ、との表示。

何だか嫌な予感。

 

血液内科で、「B細胞型非ホジキンリンパ腫」の告知を受ける。

ただ、詳しい型まではこの時点では不明。

その後、PET検査としこり(もう腫瘍、ですね)の摘出手術の予定が組まれていく。

 

PET検査の前にはしばらく絶食。終了後は近くのレストランで牛タンを堪能。

実は毎回診察のストレス解消に、スタバの季節限定ドリンクにも

足しげく通っちゃいました。というわけで、この時期散財&体重増加。
 

摘出手術は局所麻酔だけど1泊入院。

手術中、顔は布で覆われているけど、音は聞こえるので

お医者さんや看護師さんの動きはなんとなくわかる。

最近のお医者さんは、言葉遣いが丁寧なんですね。

「メス!」とか「早くしろ!」とか怒鳴っているわけじゃないんですね。

(※あくまで勝手に作り上げたイメージです)

 

若い主治医の先生は「〇〇をお願いします」「とてもいいです」

「ありがとうございます」と、誰に対しても丁寧語。

向こうの方で雑談、と思いきや、業務の申し送りをしてる。

みなさん真面目で真摯で、とても気持ち良かったです。

ブラックジャックを読んで育った世代としては、何だか隔世の感。

(いや、あれがホントというわけじゃないかもだけど)

 

入院中の夕食。自分が作らなくても食べられることに感謝。

 

 

 

事前に電話し(といっても到着30分前)紹介状を持って行った大病院では、

あっという間に受付を通され、担当科でもあっという間に名前を呼ばれ

あれよあれよと診察室へ。紹介状の威力、恐るべし!

 

ひと通り軽く診察後、この病院でも再びエコー&新規に血液検査と尿検査。

その後耳鼻科へと移動し、鼻の中にカメラを通され検査。痛い。

結局あまり悪い結果は出ず、あごのしこりの生検の予約を取って終了。

この時点では「多分大したことないですよ」とのことだった。

 

5月の半ばに生検。痛かったがあっという間に終了。

 

その2週間後の診察では、

「まだ結果がでていなかった。ごめんね」とのこと(怒)。次の予約を入れる。

 

息子ご所望の家で育てたバジルで作るバジルソースの仕込み。

「抗がん剤で調子が悪くなる前に作っておいてね」とのこと。

おい、母ちゃんは病人だぞ!?

 

 

 

治療につながるきっかけは、お正月気分も終わるころ、あごにできたしこり。

かかりつけの内科に行くと、耳鼻科に行くよういわれる。

耳鼻科では、何らかの感染かも、ということで1週間分の抗生剤をもらう。

同じくかかりつけの皮膚科では、

「大したことない。そのうち無くなるかも」とのこと。

一向に無くならず、そのうち1.5倍ほどに大きくなってきた気もしたので

もう一度内科で相談し、2月にエコー検査を予約。

しかし、用事がブッキングしてしまったためにキャンセルし、(すみません)

3月に予約取り直し。(ここまでは、自分でも大した病気じゃないと思っていた)

エコー検査の数日後の朝、内科からに家に電話がかかってきて、

出来るだけ早く診察に来るよういわれる。

たまたま仕事が休みだったので、速攻で内科へ。

 

内科では、悪性の疑いあり、大きな病院にいくよう言われる。

ときどき検査で訪れる、自宅に比較的近い大病院の名をいうと

もう紹介状を書いて下さっていて、その病院名だけ書き足して渡してくれた。

紹介状をもって、その足ですぐに大病院へ。

 

つづきます

 

 

写真は、治療を知った同僚から「頑張って!」と頂いた松葉茶とクッキー。

ありがとう。力になります。

 

きなわです。はじめまして。

明日から抗がん剤治療が始まります。

ここには、治療の様子やその時の気持ち、気づいたことなどを

書いていきます。

あくまでも治療が優先なので、続くかどうかも分かりませんが

忘備録になればいいかと。

時間があれば、ここまでの経緯も記す予定です。

 

それでは、よろしくお願いします。

 

うちのポーチュラカ。差し芽で越冬させ、3代目。