K太は友達の紹介で知り合いました。
初めて会ったのはK太の地元の駅前。
電車で向かうなか聴いていたGReeeeNの曲や、着ていった洋服までなぜか鮮明に覚えています。
会う前から電話やメールを頻繁にしていたので、初対面さはなく、
とにかくその日はすごく楽しくすごせました。
帰り際に私から「付き合おう?」と言いました。
はい、初日でこれです・・・。軽いです。軽すぎますね
恋愛下手で、かけひき一切なし。
心で想ったことはすぐさまストレートにぶつけてしまう。
私はそんな自分のことをキライではありませんが、
”恋愛を楽しむ”友達には「ド直球すぎるわ・・」と引かれていました。
それからお付き合いが始まるのですが、
もーーーーーー本っっ当に、申し訳ないくらい、わがままでした。
まるでバブです(いやバブより全然ひどい。)
K太はすごく優しい子なので、
その優しさに甘え、束縛もわがままもどんどんエスカレートしていくんです。
心にある不安をぶつけて安心を求める。
納得した答えを聞けるまで追い詰める。
相手の心なんて見ようともしていない。
大好きだから、不安になるの。
大好きだから、気になってしょうがないの。
大好きだから、怒るし、泣くの。
「こんな気持ちにさせるあなたが悪いんだよ?」
と、当時は本気でそう思っていました。
結局大好きなのは彼ではなく、自分なんです。
自分の心が愛に満たされていないので、
それを満たすために男性を求めていたんだと思います。
(これは幼少期の影響です。また別件で記事にする予定です。)
大人になった今の私が、昔の私のところへ飛んでいけたら・・・
歪んだ心をそのまま抱きしめてあげたいなぁ。。