皆様はお元気でしょうか?
季節もあっという間に秋となり、朝晩冷えますがお身体お大事にしてください。

先月末から続く悪い予感がどうも的中し、嫌な気分満開です。
義父が末期がんだと判明しました。

私たちが結婚したのはちょうど10年前です。
当時の私は前髪がこんなに白髪じゃなくてw(前髪白髪の方、ストレスだそうですよw)
独身だった私たちもそれぞれのものを抱えつつも一生添い遂げようと結婚に至りました。
双方の親ともそれなりなドラマもありましたが、夫婦仲は今も昔も良好で。
そして。
義実家に節目節目で帰るようになり。
私たちが旦那様の定年退職後、同居するのがこの実家だと本気で思っておりました。
義父は笑いました。
90超えてるから生きてはいないと。

正直信じてなかったんですよね。
皆、このまま年老いてはいくものの私を置いて逝ってしまうことは無いと。
正直堪えました。実の父ではなくても、10年前から彼は私の父となったのです。

こうなると皆、私を置いて逝くんだと認めなくてはいけないのがつらいのです。

実は私は精神的に不安定な病気を災害によって負っております。
年を重ねれば重ねるほどそれは厳しいものとなり、私も良くなるとは思ってはいないなりにいい付き合い方を学び共存中です。
その不安定さを落ち着かせてくれる人は実の母親です。
彼女が居なくなる?
私にとってはそれは恐怖に近いです。

義父ですが。
告知は受けておりました。
強い人です。隠されるのが嫌だからと全てを家族とともに聞いたようでした。
そして長男夫婦である私たちに説明後、
「こんな悔しいまま終わるつもりはない、闘って克服するんだ」
と、力強い宣言をしました。
若い細胞ではないし…あり得るのでは? と思わせるような力強さと食欲。
けれど病巣はその闘いが長引くことがない場所にあるのです。

私は是非とも長生きしてほしいのです。
90までとはもう言いません。
せめて80まででいいんです。
彼から私は釣りを教えてもらいたいのです。
そして一緒に釣りに行きたいと思っているんです。
体調的なものがあり(私の)船には乗れませんが、岸壁から釣糸を垂れながら話したいのです。
旦那様の小さかったころの話や、義父の小さかったころの話を。

たった5年ですが絶望的に遠い5年。
けど今の義父なら乗り越えそうな雰囲気なのですが…末期がんの人とは思えないのです。

今週に転院します。
そしてどうやって病気と闘うのか方針を決めます。
緩和ではなく手術をするといった義父の生きる力を信じて。