昼前のこと

教室が終わってリンクサイドにいると、突然
建物全体がガタガタガタッと鳴り、足元に揺れが来ました。

天井を見上げてライトの位置を確認しながら、次に備えます。

氷にいた生徒さんたちは、動きを止め
体を低くしていました。

 

 

揺れがそれきりだったのは幸いでした。

 

津波の心配はありませんでした。

 

生徒さんたちは、間もなく練習に戻りました。

 

 



建物の特長として、羽生選手の「青い炎」の写真がある側に強度があると聞いています。

2月に地震があって、再開したリンクで奈々美先生がおっしゃったことを思い出しました。



それは…

「羽生くんの下に行ってくださいね。守られていると思いますから」というものでした。

 

 

とっさの時に、思い出しやすくて、分かりやすい説明ビックリマーク





そして頭の中では、「守られている」が木霊のように、エコー付きで反射し続けていました。


…守られているキラキラ


羽生くんに守られているキラキラ





先生がそのように感じていらっしゃるということ


羽生選手は先生を「守っている」存在ということ



支えになり、道しるべになり、希望になっている羽生選手は

先生を守っているえーん汗汗汗





奇しくも今日は、羽生選手の「震災から10年 想いを込めたSPアイスショー」の日

一瞬でしたが、あの揺れすら偶然ではないような気持ちになったのでした。







「天井の欠片が落ちてこないか確認しながら
先輩に頭を抱えてもらいながら「怖い怖い」と言いながら揺られていました」



初めて聞く、羽生選手が必死に恐怖に耐えていたリンクの「場所」
それは、ホワイトレジェンドの始まりの位置でした。

ポジションに付いて、氷を見ている羽生選手。

それは、

 

 

あの時のその場所でした…





その場所から滑り始める羽生選手の想いに、涙が止まりません汗汗汗