上の弟は、亡くなってから暫く
良く夢に出て来てたのに、
下の弟は、全く出て来なくて、
弟の妻と娘は見たと話してたので、
自宅で自殺だから、地縛霊になり、
私の枕元には立てないのかなと
少し心配だった。

四十九日の後、一瞬だけ夢に現れて
一瞬で消えていったけれど、
私が、死ぬ時に迎えに来てと
頼んだのがいけないのだろうか
長居せずに消えていった…
弟は、白い服に水色のズボンで
私を見て、優しく微笑んでいた。
夢辞典では、亡き人が白に近い服で
笑っていたら、あの世で幸せに
過ごしているのだという。
弟が夢に出たのは、この1度きりだが
少しだけ、ほっとした。

後悔先に立たず。
弟は、単身赴任先で、浮気をした。
妻にバレて、逆ギレした。
妻から離婚したいと調停になった。
精神科に行き、薬を貰って飲んでいた。
調停から4ヶ月、離婚したくない弟。
仲直りしたくて帰宅したのだろうか
けれど、妻は、頑なに拒否。
東京に帰る飛行機の3時間前
妻が1時間程、外出してる間に
洗面所で首を吊り自殺…

妻は悪くない。だから、父以外は
誰も彼女を責めなかった。
弟の自殺の要因は、たぶん後悔。
上の弟が亡くなった時に、
弟が私に話した
「○ちゃんがいなくなったら、
俺もどうなるかわからない」
あんなに、妻のことを愛してたのに。

後悔先に立たず。
単身赴任になると聞いた時に、
よぎった一抹の不安…
年賀状が来なかった時…
弟から貰ってた冷蔵庫が
唸るようになった時…
連絡取ろうと思ったのに…

いつも、笑ってる子だった。
だから、思い出すのは笑顔だけ。
せつない。


2月24日の夕方、弟が首吊り自殺で
亡くなりました。
記録しておきたくて、久しぶりに
ここを開きました。

弟は、一年数ヶ月前に、
東京に単身赴任になりました。
行くことが決まった時、少し、大丈夫かなと
心配になりましたが、1ヶ月後、
「今、家だよ。毎月帰ることにしてるよ」
って連絡が来て、安心してました。

私は、親のことを弟に任せると、
弟と決めていたので、弟家族の行く末は、
私の今後にも関わってくるから、
家族で東京に住むのかどうなのか、
弟のことは、いつも頭の片隅にありました。
だから、今年の年賀状が来なかった時、
すぐ、連絡すれば良かったんだけど…

突然、死んだと連絡が入り、
気持ちの消化が出来ないまま、
今でもまだ、狐につままれたような
悪い夢ではないかと思っています。
脳裏には、弟の最期の顔が焼き付いて
私は、ちゃんとお別れをしたのだよと、
自分で自分に教えていますが、
受け入れたくない現実なんですね…

上の弟が変死で、下の弟が自殺なんて
何か、うちには、因縁があるのかもと思い、
お祓いには行きました。

父は、お通夜もお葬式も、
初七日も四十九日も1度も来ませんでした。
弟は、連休を取って帰宅していて、
自宅で首を吊りました。
連絡を受け、父と母が病院へ駆け付けた際、
弟の妻に「お前はこれを望んだんやろ‼」と
暴言を浴びせたそうで、また言ってしまう
かもしれないからと、自粛した模様です。

たぶん、私の為に弟が、父を来させなく
したんじゃないかと感じてます。
お陰で、嫌な父には会わずに、
弟とさよなら出来たから。

出棺前に、最期のお別れを花を入れながら
どうぞ、触って声を掛けてあげて下さいと
司会者が言ったので、弟の肩を叩き、
「○ちゃん、○ちゃん、
約束破ったらダメじゃない、
姉ちゃん安心してたのに。
私の弟でいてくれてありがとね。
私が死ぬ時は、迎えに来てね」
そう言って、声をあげて泣きました。
そして、火葬前の最期のお別れに
「○ちゃん、またね」と言いました。

ちゃんとお別れはしたのだけど…
受け入れたくない現実が、
未来への不安が、同志を亡くした哀しみが、
今でも、私を渦巻いています。
何でこうなるのかなぁ…

親が死んだ時、やっと終わったねって、
弟と一緒に語り合いたかった。
唯一の理解者を私は失った。
また私は独りで闘わなければいけないのか
この喪失感は大きいです…

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