記憶の表層

子どもの頃に受けたストレスは

すぐに症状として

現れるだけではありません

 

時間がたって発症

心身症になるケースもあります

 

健康な人の記憶の表層にあるものは

主に嬉しいことや楽しい思い出です

 

 

ところが

 

幼少期に大きなストレスなどで

心が不健康になってしまった人は

 

辛かった記憶や苦しかった記憶が表層にあり

辛い記憶をすぐに思い出してしまいます

 

反対に

 

嬉しかったことや

楽しかったことは

心の奥底に沈んでしまい

なかなか思い出すことができません

 

子どもが大人の顔色を見ていないか

ストレスをためていないか

 

子どもの様子

気持ちを聴く工夫をしてあげることが大切です

 

カウンセリングに来る方で

ご両親への不満を口にする方もたくさんいますが

 

幼少期に過度なストレスがかかった方は

ほとんど幼少期の記憶がない

嫌な思いでしか浮かばないという方が

圧倒的に多いのも事実です

 

私自身も

娘の不登校を機にカウンセリングを学びましたが

 

「この知識が子育て中にあったら」と

何度思ったか分かりません

 

子育て中の方や

子どもを考えている方にこそ

心理を学んでもらいたいと

心から思います