今日は
「日常的に言われる言葉の大切さ」
についてお話しします

私は今まで
何度かお伝えしてきましたが
カウンセリングをしていて
幼い頃から育ってきた環境や
日常的に使われてきた言葉によって
人は大きな影響を受けているという事を
いつも感じます

大人になっても
考え方や行動にそれが現れます

『良い言葉』つまり
励ましや愛情あふれる言葉を
受けてきた人は
「自己肯定感」が強く
自信があります

『悪い言葉』つまり
「お前は駄目だ」
「バカ」
「なぜできないんだ」
「お前なんか生まれて来なければよかったのに」
などのマイナスの言葉を
常に受けてきた人は
「自己肯定感」が低く
自信がなく
何かにチャレンジすることを
恐れてしまいます

自信がないから
「自分なんかにできっこない」と
思ってしまうのです

悪い言葉を言っている方も
本心では駄目な人間に
したかったわけではないでしょう

自信のない子に育てようと
思って言ったのではなく
成長して欲しくて
強い人間になって欲しくて
言った言葉かもしれません

最近日本人は
自己肯定感が少ないと
海外の研究で発表されました


日本では
身内に対しては
謙遜して言う文化があります

奥ゆかしい文化ですが
言われた子供にとっては
良い事ではありません

謙遜で言った言葉を
子供が本気にしてしまうのです

自分の子どもの良いところは
ちゃんと声に出して
褒めてあげましょう

「そんな事当たり前だろう」
「わざわざ言わなくても分かってるだろう」
などと思わないで
きちんと声に出して
認めてあげることが大切です

褒められるとやる気物質
(ドーパミン)が出ます
出来たことを褒めれれると
達成感も得られます

この経験が
物事に対する意欲に
繋がるのです

自己肯定感も得られます

自己肯定感がないと
自分自身を好きになれません

自己肯定感は
自分が生きやすくいられるためにも
大切なものです

これは子育てに限らず
仕事など
人を育てる事でも大切です

日常的に言われる言葉
自分自身でも
言う言葉に気を付けて
自己肯定感を養うと
やる気や
物事に対する考え方も
ポジティブにとらえられるようになります




カウンセリングルーム大空
川口駅西口3分
 048(291)9853
 090(8316)6127

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カウンセリングは
心の奥深くの悩みの原因を見つけ、基本的解決を図るものです
知らずについてしまった考え方の癖、パターンを取り除くと心が軽くなります

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飯塚和美
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