息子が送ってきた画像です
パソコンを勉強しているみたいで
かわいいのでアップしました





最近
盲導犬についての話が
私の周りで多いので
今日はその話をしたいと思います



あくまでも私の個人的な意見です



盲導犬は目の見えない方にとっては
ひとりで出かけられる
大切な相棒のようなものです

目の代わり・・・

それだけではなくて
アニマルセラピー
と言う面でも
メンタル的に支えになったりも
していると思います


それはカウンセラーの立場からも
十分理解できます

盲導犬から見ても

人の役に立っている
人に褒められることは
きっと
喜びもあることと思います

私も昔は盲導犬に賛成でした



でも

何年か前に見たテレビで
その気持ちは変化しました

テレビの内容は
1匹の盲導犬がリタイヤして
パピーウォーカーのもとへ帰るまでのものでした


パピーウォーカーとは
ボランティアで
生後2か月位から
1歳くらいまで預かる人のことです

パピーウォーカーの役割は
人間との信頼関係を築くため
絆を強めるため
愛情を注いで育てることです


何カ月も
愛情を注げば情がわくので
盲導犬のテストに合格しなければ
そのまま引き取る方もいるようですが
その犬は合格したので
盲導犬になりました




盲導犬の引き取られた先は
ご夫婦ともに目の見えない家庭でした

盲導犬を利用したのは
ご主人だけのようでした

お二人とも
愛情深く
とても可愛がっていらっしゃいました



年を取って
盲導犬の役割が
出来なくなった時
お二人は迷いました

このまま犬を手放さなければ
次の犬がもらえません

盲導犬がいない生活は
不便なので

迷った挙句
手放す決心をします

幸いこの犬は
パピーウォーカーが
晩年引き取りたいと申し出ていたので
パピーウォーカーのもとへ
帰れることになりました



パピーウォーカーのもとへ
お二人がハーネスを付けて
盲導犬を連れて行きます

ところが

パピーウォーカーの家のそばまで来たら

ハーネスを付けていたのに
その盲導犬は
喜んで
走ってしまったんです

盲導犬としては失格です
(それだけ嬉しかったのでしょう)

そして
家に入ってから

小さいときに遊んでいた
おもちゃが入っていた
引き出しを開けて
(当時のままに入れてありました)

そのおもちゃで
遊び始めたんです

普通年を取ってから
おもちゃで遊ぶことは
めったにありません



それを見た時
私は

その犬は
1歳までのわずか数か月
自由に遊んでいた時のことを
ずっと思っていたのだろうか?
と胸が苦しくなりました

その犬は
パピーウォーカーに
引き取られたので
幸せな晩年を送れると思います

でも
たいていの場合
リタイアした後は
老人ホームのようなところで
過ごす犬がほとんどです

もちろん
愛情をもってお世話される事は
分かっています

ただ・・・
犬に

一生懸命使えていた主人のもとを

年を取ってしまったから
盲導犬としての仕事が
出来ないから仕方ない
と理解できるのでしょうか?

・・・と考えてしまいます

私は個人的に
盲導犬に頼らなくてもいいような

ナビゲーションシステムがあって
障害物を回避できる杖か何かが
できればいいと思っています

そして目の見えない方を
誰もが
自然にサポートできる社会
になることを願います

このことは単純に
「こうするべきだ」などと
言えるものではない
複雑な問題ですが
(私も大の動物好きなので
 目が見えなくなったら
 盲導犬が欲しいと
 思ってしまうかもしれません)




でも・・・
   これだけははっきり言いたい

盲導犬が『物』と言うのは
どうしても受け入れられません


これは盲導犬だけではなく
他の動物も一緒です

感情がちゃんとあるのに
虐待されても器物破損なんて
ありえない


法改正を一日でも早くしてほしいと
望みます




そして
私たち大人は子供たちに
ちゃんと

命ある
感情のある動物に対して

慈しみ
尊重できる優しい心を
育てていきたい・・・

そして
誰もが
不自由な思いをしている方にも
気軽に手を差し伸べられる社会に
出来るよう努力していきたい・・・

と思います

今日は私の勝手な意見
を書かせていただきました

次回は心理の話をしたいと思います







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