今日は家に帰りたくないお父さんの話をします。
「帰宅恐怖症候群」
最近増えている
自宅に帰れないお父さん達の心の病です
仕事に一生懸命、
働き盛りのサラリーマンが陥る危険性の高い病気です。
ホテルなどに泊まったりする程度では
まだ軽い症状ですが
体調を崩す場合もあります。
食欲減退
疲れやすい
めまいがする
不眠になる
自律神経失調症の症状が様々あらわれます。
原因の多くは
家族とのコミュニケーション不足
特に奥さんとの関係に問題があることが多いのです
家族のためを思い、
一生懸命働いていたはずが
ある日気付くと
家庭内での居場所がなくなっているのです
確かに、
奥さんからすると
子育てで忙しいとき
頼りたいと思っているご主人が
いつも仕事で居なかったりした場合
いつの間にか
ご主人には頼らないと思うことで
自分自身を納得させて
頑張ることに慣れてしまい
ご主人が残業の無い役職についた頃には
もうすっかりご主人の
居ない生活が日常になっていたりしますよね
たまに早く帰って来られても
子供も含め
お互い気を使うことになり
居心地の悪さを感じてしまいます。
よそよそしい会話
変な緊張感
なんとも切ない話です。
お互いそれぞれ一生懸命生活して来た・・・
その、結果ですから・・・
でも、その原因は
互いの気持ちをを思いやる心・・・
余裕が無かったようにも思えます
・・・よく考えてみてください
子育てに
ほとんど参加しなかった
お父さんに
多少の恨みもあるかとは思いますが
一人で子供との生活を支えることは
並大抵のことではありません
・・・経済的な面も含めて
日頃から感謝の気持ちを伝えてみましょう
家族にとって
ご主人も大切な存在
必要だということを
あえて口に出すことで
家に居る居心地悪さも
軽減します。
夫婦で会話を増やす努力も必要です。
病気になる前に
日頃から家族で
何が一番大切かを
考えることも大事なことだと思います。
家族でも、
甘えあう関係だけでは
本当の意味での「家族」には
なれないのです
家族を続けていくのにも
多少の努力は必要です。
大切な家族が
疲れ果ててしまう前に
気づいた人がまず、
思いやりを示すことから始めませんか？