大空 大空 大空


人が忙しく仕事の支度をしているのに、ご飯を食べてくつろぐペット達むっ

・・・私も寝たい・・・と思ってしまいますが、もしかばんを置けば犬は飛びついて戦いごっこを仕掛けてくるし、猫はボールを持って遊ぼうと集まります。

・・・やっぱり仕事行った方が楽ですねカバン






今日は、『共依存』のお話をします。


『共依存』と言う言葉は、昔に比べだいぶ知られるようになりましたが、


簡単にいうと

特定の人に必要とされることで、自分の存在意義を見出すこと

です。


人の依存関係は本来、

幼い頃自分を保護し、何でも望むようにしてくれた

母親への依存から、独立した人格どうしが支えあう、

健康的な依存へと変化していきます。


その、健康的な依存関係へ変化できない場合、

『依存症』になることがあります。


その中でも、『共依存』と言うのは、

夫婦や親子等に多く見られますが、

特に母親と子供(母子依存)が多いようです。


母子依存は父親不在の家庭に多く、

母子家庭だけではなく、

父親が仕事で育児に参加できなかった家庭に多く見られます。


この共依存関係は、

自分たちは気付いていない場合が多いので、

そのことが問題を深刻化させてしまいます。


「この人には私が居なければ駄目」

「自分が支えてあげなければ生きていけない」


などと思い込んで、自分の人生を生きるのではなく

人の人生に自分の人生を重ね合わせてしまいます。


自分を犠牲にして相手の世話をしたり、助けたりします。


一見仲が良いのは良いことのように思えますが、

一番必要なことは

個人個人で生きていける

ということを認識することです。


きつい言い方をしてしまいますが、


自分を犠牲にして相手を助けることは、

良い事をしているように見えても、

本当は相手の自立を妨げる行為になります。


相手を、

「自分が居なければ生きていられない人にしている」

ということです。



もちろん、親が子を思い、子が親を思うことは

自然なことでもあります。


でも、自分が居なくても生きていける強さを

お互いに持つことが

相手のために必要なことだということも

理解することが大切です


共依存は簡単に治せるものではありませんが


もし、相手が自分に依存しすぎていると思う場合は


感謝の気持ちを口にしたり、

相手が大切な存在だと思っていることを伝える事も

距離をおくひとつの方法になります。


たとえ、一緒に居なくても


感謝している

大切な存在だと思ってる


と言うことを相手に分かってもらえれば


「不安でいつもべったりくっついている」


というようなことも、少しずつ減っていき、

お互いが離れることで

別の趣味など

気持ちが他にも向いていくことに繋がります。虹