ショック!落ち込んで辛いと思う感情というのは


実は・・・


出来事やその状況が原因ではありません。


なぜなら


同じ出来事が起こっても、


それほど気にしない人や、すぐ立ち直る人がいて、


誰でも落ち込んで深く悩み続けるわけではないからです。



辛い感情を持ってしまう原因は


頭の中にある考え方、その人の癖のようなもので


その出来事自身が問題ではないのです。


たとえば


親から成績が悪いと怒られた


という事実があると


・「次のテストは早めに勉強して、良い点を取ろう」

・「クラブ活動が大変で、勉強時間が少ないから仕方ない」

・「点数が良くないからって、人前で怒らなくてもいいじゃないか」

・「どうして何をやっても上手くできないんだろう」


と同じ出来事に対しても

こんなに異なる感情が現れます。


この出来事に対する反応は、感情だけではなく、行動にも含まれます。


失敗して落ち込んだ場合


・家に閉じこもって、布団の中で過ごす人

・「今度は絶対、失敗しない」と、失敗しないためにその対策を考える人

・人に愚痴を聞いてもらう人


と、このように考え方も、行動もこんなに違いが生まれるのです。



行動と、感情は互いに影響し合っているので、落ち込んで布団から出られないと、もっと憂鬱になり、何もやる気が起きずにだらだらと過ごしてしうことになります


ですから、物に対する考え方を適切な受け取り方に変えていけば、辛く感じる感情を軽減することもできるようになるのです。虹