昨日緩和のボランティアに行ってきました
先週は出られなかったので2週間ぶりです
少し間が空いてしまうと、いつもの患者さんにまた会えるか少し不安な思いで向かいます
ちょっと前までは元気そうにご夫婦でお話されてた方の奥様が、
「先週もう駄目と先生に言われ少し持ち直したけどもうベットから起き上がれないの」と言っていました
私は「容態が良くなればいいですね」なんて言葉も言えず、ただ
「ご心配ですね」と言うのがやっとです
なぜなら弱っていくのをそばで見続ける辛さもよく分かるから・・・
いたずらに時間を延ばしてもどうにもなりません
気のきいた言葉なんて何も言えないのです
スカイツリ-も1周年というニュ-スを聞くと
スカイツリ-が出来るのを心待ちにしていた患者さんたちのことを思い出します
毎日少しずつ大きくなっていくスカイツリ-を見ながら「点灯したらどんなだろう」と言っていた患者さんたち
植物の種を植えても、
「芽が出てきたね」と喜べても
花を見ることはほとんど出来ません
ボランティアは居るだけで意味がある
病院の人ではない人たち、外の風を入れるだけ
それだけでいいよ言われても
時々やりきれない気持ちになってしまいます
私は役に立っている? と・・・
今日は感傷的になってしまいました