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今年後半のマンガ本覚え書き。(順不同)

  • 英国軍艦 ジャーヴィス・ベイ/黒井緑
  • 朝雲は振り向かない/黒井緑
  • ユトランド沖海戦/黒井緑
  • 海の市街戦/黒井緑
  • 軍艦春日回航記/黒井緑
    黒井緑の作品が5冊も集まった。最初とっつきにくかった絵柄だけどすっかり馴染んでしまった。艦船の描き方がいい。一見ラフなタッチなんだけど案外細かい所も描き込まれてるし船体の微妙な曲面もシンプルな線描でうまく表現してる。収録されてるエピソードも有名なものから初見の物までバラエティ豊か。相変わらず吹き出しのセリフは全て手書きでスクリーントーンも使ってないけどこの画風は守って欲しい。
  • 宗像教授世界篇06/星野之宣
  • 宗像教授世界篇07/星野之宣
    安定の面白さの宗像教授シリーズ。世界篇も7巻まで来た。製鉄技術の伝播を追う教授の考察が冴えるが、その行動力もインディジョーンズ並みである。巻末の参考資料リストも気になるけどなんか難しそうな本ばかり。これを読んでストーリーをまとめた星野之宣はやはりすごい。

  • 相変わらずマンガばかり読んでる(^o^;
    未読の文庫本の山はちっとも減らない...
今年もあと十日を切ったので次のプロジェクトは短期決戦! 2等駆逐艦若竹型を大晦日までに片付ける。
キットはハセガワの1/700。何故か2隻在庫してたのでまとめてやっつける。

↑作業中はパーツを紛失しないようにブリキケースにしまっとく。細かいパーツの整形・塗装と並行して舷窓の穴あけと艦首のヒケのパテ埋め実施。
短期決戦なのであまり細かい所に凝るつもりは無いけど必要な修正はやる。事前に調べたところ、キットは樅型駆逐艦の物と全く同じランナらしい。従って樅型と若竹型の差異は反映されていない。ひとまず分かったのは若竹型ではメインマストが少し後ろに移動しているのと艦橋の上にあるのが探照灯ではなく測距儀だということ。他にもあるかもしれないが深く調べるのも面倒だ。あと説明書には6.5mm機銃2基とあるが組み立て図には記載がない。ランナにはそれらしいパーツ(C2)があるけど"使用しません"となってる。一応ネットでの作例や実物の写真から搭載位置は分かるので大丈夫だろう。

↑まずは船体から仕上げるつもり。水線部のパーツは厚みがあり過ぎるので、代わりに0.3mmのプラ板を張る。何も張らない方が乾舷の高さ的にはいいんだけど、なんか底が抜けてる感じが嫌なのでフタをしておく。
船体さえできてしまえばあとは細かいパーツを積み上げていくだけ(の筈)。
長々とやってた"最上"改造の水上機母艦はひとまず完了。作業量は少なかったけどああでもないこうでもないと悩んだ時間が多すぎた。
まずは艦首部分。

↑軽量化のため1番主砲塔を撤去。旧2番、3番砲塔はそれぞれ1番、2番砲塔に呼称変更。主砲をぶっ放すと周りの機銃(の要員)が危ないけど、対空戦闘中に主砲を低い仰角で撃つこともないだろうからよかろう。他は特に前回改装時からあまり変わってない。

↑船体中央部。煙路上の飛行機作業台は最小限に縮小。マストの後ろにあったクレーンは高角砲の射界に被るので撤去。カタパルトも同様な理由で若干後ろに移動。縮小した格納庫の四隅にクレーンを設置、の予定で右舷前部のは未設置。設定的には使用頻度が少ないと想定したから。模型的には単にめんどくさくなったから。左舷前部のクレーンはアンテナ空中線に引っ掛けないよう仰俯固定のホイスト式。後部のは通常のデリッククレーン。後部マストは前回改装時のやつをちょっと短くして再使用。

↑船体後部+搭載機。機数としてはこれくらいが妥当。後部に零式水偵6機(+格納庫内4機)、前部に零式観測機3機という構成。
まじめに考証すると水上機母艦としての出番はなさそうで航空機輸送がお仕事になりそう。試してないが零戦なら十数機積めるはず。
それにしても零戦の主翼はなんであんな中途半端な畳み方をするのだ? 空母のエレベータに載せることだけ考えて格納庫に詰め込むことは全然考えてない。構造的に重くなるのを嫌ったのかもしれないけど、"戦いは数"なんだからたくさん積むことも考えるべきだったのでは?
脇にそれてしまった(^_^;
再改装後の全体像はこれ↓

まだ主砲を残してるのが未練たらしいですな。主砲全部取っ払って艦橋脇の高角砲を移してくるとかした方が重量的にも対空火力の配分的にも良さそうだけど... 砲術長あたりが反対してボツになったとしておこう(^_^)
もはやタイトルの"千歳"とは全く関係なくなってしまった。
飛行機甲板の軌条を設置したので甲板面の二重構造を再現するため厚めの紙を貼って平滑化する。

↑切り出したパーツにリノリウム色を塗ったところ。細かいパーツ(右端)は先にリノリウム色に塗った紙から切り出せばよかったとあとから気づいた。せっかく切り出したパーツを紛失しないようさっさと甲板に貼り付ける。

↑設定上はこれで路面電車の線路と同じような感じになり、車輪付きの陸上機(or艦上機)が載せられる。戦況を考えると水上機母艦の出番はなさそうなので航空機輸送任務がメインになるだろう(という設定)。
ところで、最初の改装時には飛行機甲板のリノリウム部分を緑色にしていた。これは通常の茶色の物より迷彩効果があるという設定。今回、通常のリノリウム色にしたのは緑色のものが調達できなかったという想定。実のところは模型的に映えないから(^_^;
あとは格納庫とクレーン類を付ければ出来上がり。おまけ企画なのであまり長々と続けるつもりは無い。
"千歳"建造のついでに始めた架空高速水上機母艦"最上"はなかなか進まない。このままだとおまけの方が本編より大事になりそう(^_^;
ようやく飛行機甲板のレイアウトを決定して運搬軌条を設置。

↑伸ばしランナを軌条として貼り付ける。ちょうど真ん中あたりに整備工場兼格納庫が乗っかる予定。煙路上の作業甲板(左端)の拡張は止めて逆に必要最小限のサイズに変更。狭いので複座水偵専用にする。
実際に水上機を並べてシミュレーションしてみたら三座水偵12機までは載せられそう。それ以上載せると(+2機は可)カタパルトへの移動作業とか無理になる。

↑雰囲気見るためさっと塗装してみた。設定上は航空機輸送も想定しているので軌条が邪魔にならないよう甲板を二重構造にして表面をフラットにする。最初の改造の時は具体的な構造まで考えなかったけど、オフィスのフリーアクセスの床みたいな構造でいいんじゃないかな。模型的にはプラ板か厚めの紙を貼ればいいので切り出しが楽な紙でやるつもり。木工用ボンドで貼ればやり直しも楽になるはず。
とりあえず時間が掛りそうな作業なので気長にやる。