Talk Like Climbing -2ページ目

Talk Like Climbing

山男洲鎌猛雄の山・クライミングとそれにまつわるエトセトラのブログです。

なお、いかなる団体、企業とも関係ない一個人のブログです。


leadクライミング、家から近いけど初見参。

久し振りなのでゆっくり沢山易しい課題を登って身体を慣らした。次回はもっと難しいのにもしっかり取り組む。

それはさておき、空のペットボトル置きっぱなしにした気がする…大石さん、久保田さん、そうだったらごめんなさい。また行きます。
私と同い年のディーン=ポッターが墜落死した。ボンガールもそうだが、ベースジャンプはこわい。

ご冥福をお祈りします。

まずはその1はこちら

http://www.geocities.jp/inspirepeak/support.html

その上で補足します。


今登山用品店でもメーカーにでも勤務していませんので正直に告白しますが、実は各社筋肉疲労の軽減といった点では殆ど差はありません。実際某大学の実験でも、数値上何も変化がないことが立証されています。メーカー各社は色々うたっていますが、英国式リフレクソロジーと台湾式足裏マッサージにおいて実際の効果については差がないのと同様、実はメンタル部分で気持ちいいとかそうでないとか感じている部分が大きいです(これは私独自の見解ではなく、岳人2011年7月号にて笹原芳樹氏も同じことを言っています)。

しかし、選び方においてはその1で述べた見解は変わりません。まずはサイズ選び。これを間違うと意味がありません。そんなのわかっている、と言うかもしれませんが、あのイチローですらプライベートでサポートタイツを使っていた際、メーカーの人がテレビで見てサイズが全然あっていないのを発見し、本人にアポイントをとったのがきっかけで契約に至った、といった話があります。事前に試着し、相談の上購入してください。



最近Facebookに子供ネタ書いてばかりで、こちらではご無沙汰です。
仕事も介護福祉士になり(保育士も持っている)、子育てに忙しくなかなか山に行けていません。

ただ、ありがたいことに、いまだにアクセスがそこそこあるこのブログ。特に「登山家の食卓」「登山家の本棚」「登山家の名言」といったのはあちこちでも紹介され、復活させてほしいという声も聞きます。

さて、どんなもんだか。

本当に復活させてほしいという人、よかったらコメントかメッセージ下さい。


表紙は畦地梅太郎。このセレクトは辰野社長の好みもあるようだが、個人的には岳人らしくていいと思う。
特集がセブンサミッツとはよくわからない。池田常道さんのトリプルセブンサミッツがあるのは良かったが、以前ロック&アイスがやったような、真のセブンサミッツ(マウントケニアやマウントクックのバリエーションルートなど)を紹介するような挑発的な記事にして欲しかった。それ以前に、岳人の特集はもっと国内の沢などのような、いい意味で泥くさいものに魅力を感じるけどなぁ。


編集長の座談会は面白かった。方向性、差別化の違いと期待がよくわかる。この記事、今後も読み返ししよう。


秘境探訪は、秘境たる要素やその様子がよくわからない。写真もスケールのせいか今ひとつ迫力がない。

新名山行はエリアはいいが、あっさりしすぎているかも。



真崎さんの山道具考は、歴史にウエイトが偏ってしまった感がある。多分読者としては、それはそれでいいとして、最新の機能や取り扱いのちょっとしたコツを詳しく知りたいのでは。

大西さんの記事は、もう少し長く読みたい。まだボルダリング中心だったフリーファンの方が長かったし、フリーの話も読みたかった。

バリエーションリポートやワールドリポートは内容はいい。ただ、紙が前より小さい上に写真が小さいから、やはり迫力がいまひとつ。

ショートリポートはもっと色々な記事が欲しい。宮城さんの話は故鈴木謙三氏を思い出す(ソロjじゃないけど)相当な記録だが、その重要度がわかりにくい。


ナンセンの話はいいが、長い気がする。1回のスペースでこの雑誌の10分の1以上を占めている。半分程度にして長く読み続ける方がいいのでは?

岳人掲示板の感想も、ショートリポートとほぼ同じ感想。もっとボリュームが欲しい。


古書ガイドは個人的に好み。なかなか読めない古書も多いが、ぜひ色々取り上げて欲しい。


羽根田治氏の記事は、丁度その付近で最近また遭難事故が起きただけに深刻。この方はこの手の本を数冊書いているだけに、今後も期待したい。


あと読みたい記事といえば、かつての小西政継氏、原真氏、最近では山田哲哉氏や馬目弘仁氏のように倫理的・思想的にリードする人の山に対する考え方を書ける人の話。九里徳泰氏や山野井泰史氏ならこの雑誌可能だと思うから、ぜひ。


色々素人が書きたい放題書きましたが、全ては期待が大きいからこそ。出版界未経験だけに大変でしょうが、ぜひ「山岳雑誌の文藝春秋」を目指し頑張って欲しい。