日本経済新聞より

 

労働サービス企業「エン・ジャパン」が2020年2月に実施した職場のハラスメントに関する調査結果を報じている。

調査対象は1,200人で、以下のような結果が示されてた。
•     68%の回答者が何らかのハラスメントを経験。
•     最も多いのはパワーハラスメント(43%)。
•     セクシャルハラスメント(19%)、モラルハラスメント(16%)も報告されている。
•     ハラスメントの実態が広く存在していることが明らかになり、職場での対策の必要性が強調されている。


 論評:
この調査結果は、日本の職場におけるハラスメントが依然として深刻な問題であることを浮き彫りにしている。

特にパワハラの割合が高いことは、上下関係や組織文化に根ざした構造的な課題を示唆している。
注目すべきは、モラルハラスメントという比較的新しい概念も一定数報告されている点。

これは精神的な圧力や無視など、目に見えにくい形の暴力であり、認知と対策が遅れがちな領域である。
また、調査が2020年に行われたことから、コロナ禍によるリモートワークの増加や働き方の変化が、ハラスメントの形態や認識にどのような影響を与えたかを追跡する必要がある。