最初は「お小遣いになれば」と思って始めた発明。
もちろん、根底には「ここが困った、なんとかしたい!」
という気持ちはあったけれど、
そこまで深くは考えていなかった。


初めてのロイヤリティーを手にしたときは、
普通に「やったー!」と思った。


やっていくうちに、商品を生み出すということの責任を感じはじめる。
単に自分がちょっと儲かればいい、というものではない。
たくさんの人、たくさんのお金が動くんだとわかって怖くなる。


そんな自分から、発明を始めたころの自分を眺めると、
なんて浅はかな、とも思う。


でも、最初はこれでいいんだ。


とも思えるようになった。
普通に主婦をしていた私が、急に「ビジネス的に考えて」なんて
考えられるはずもない。


大切なのは、まず一歩外に出ること。
飛び込んで、売り込んで、交渉すること。
痛い目にもたくさんあうし、泣けるような言葉を浴びせられることもある。


それでも「やってみる」ということが大切。
きっと、想像ではなく、体でわかる。
商品を生み出す、ということの意味が。


最初は、不純な動機でもいい。
浅はかでもいい。


発明と一緒に、自分も成長していく。
これでいいんだ。