大阪のおばあちゃんちに行く日の朝。
ベランダのプランタに植えている「オクラ」の水やり
担当の小2の息子が、なんやら一人で話していた。
「僕ね、今日から大阪のおばあちゃんちに行ってくるね。
だから、今日はお水をいっぱいあげるからね。
ちょっとさみしいけれど、まっててね。
すぐに帰ってくるしさ。ほんと、ごめんね。
毎日あげられなくなるけど、帰ってきたら
水をあげるからね、まっててね。
それまで、元気でいてね。」
彼はオクラの苗にむかって、水をやりながら、
一生懸命話しかけていた。
なんとなく、涙が出そうになった。
なんだろう、感動とか、そういうことでもなくて、
「いい息子だ」とかそういうことでもなくて、
ああ、「お母さん」っていうのは、こんなに幸せなんだ。
子宮がキュンとなる、っていうか、おなか一杯の幸福感、っていうか。
子供を育てる、ってこんなに楽しいことなんだ、って。
って単純にそんな気持ちで満たされた。
私をやさしくしてくれるのは、いつも子供たち。
