Don Ellis Orchestra | 酔眼(酔った眼でのあれやこれや)

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マルチチャンネルアンプSR機器でJAZZなど、CinelliとKonaの2×2輪生活、最近は運転していないAlfaRomeoMiTo結局は妻専用スーパー(買い物用)カーとなり果てる、チワワの『らぶ』とPentaxKPなどで撮るへぼ写真、酔った眼でのだらだら・ぐずぐずな年金生活の日々

ここ最近はamazonで手に入れたCDばかり聴いていた、たまにはAnalogDiscでもと思いこれ
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Erectric Bathを引っ張り出して
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聴く。
このDon Ellis Orchestraはリズムセクションが独特で、ベースが三人で打楽器(ドラムスを含む)が四人で作り出す(と云うか大勢でないと作れない?)複雑なポリリズム(難解ではなく結構乗れる)が面白い。
ポリリズムと云うのは普通の4ビートや8ビートとは違う7・9・19拍などの変拍子でかなり複雑なリズムではあるがノリとしては祭囃子のような感じで日本人の感性にも合う。

ポリリズムのさきがけとしてはあの
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DAVE BRUBECK QUARTETの
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TIME OUT(三拍子+ 二拍子のリズム)が超有名だがこれも同じく刻みの違うリズムの複雑な組み合わせでライナーノートによれば5拍子(3+2、これはTake Fiveと同じだね)やら17拍子(5+5+7)など。


演奏楽器もインドのシタールやドンエリスの4バルブ(と言ってもエンジンでは無いよ)トランペットで出す四分音など。
エキゾチックなメロディラインとうねるようなリズムとのハーモニーが面白い。
昔どこかで見た映像ではジャズフルバンドにしては珍しく指揮者(Don Ellis)がソロパートを除いて最初から最後まで真剣に指揮していたように見えた(そうじゃないとリズムがどんどんずれていくのかな?)
事を思い出した(40年も前の事ですけどね)


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