「フロントスピーカーの交換 」で思ったのだがイタリア式現物合わせのフロントスピーカ取り付けがあまりにもいい加減な工作で気になっていた、これでは音質以前の問題でスピーカー交換しても何の意味も無い。
そこでバッフル板を取り付けて(一応)密閉箱状態にして音質を改善することにした。今日は雨の中、材料調達。
バッフル板の材料はMDFを使用する、しかしホームセンターでは定尺(1820㎜×910mm)のいわゆるさぶろくかその半分サイズがほとんど。あっちこっち探し回って結局三郷のスーパービバホームに端材があった。
大きさは・・・測らなかったが少し大きめのまな板サイズで300円、但し目的の15㎜厚は無くて9㎜厚。
高崎に帰ればジグソーやらドリル、他にも鉋など大工道具があるのだが今の家には木工関係の道具がまったく無いので、スピーカー穴くり抜き及び外周の曲線を切るための回し引きを買う。
木工具売り場を物色するとこんなものが・・・
先端が錐(ドリル刃?)のようになっていてしかもねじれた細かい刃がシャフト全周についている、パッケージを見ると「穴開け+切抜き、これ一本で」と書いてある。で、迷わず購入。
商品名は、「くりぬくぞう」
これで調達は完了、帰宅して早速作業に入る。
まずは155のフロントスピーカーグリルを外してMDFの上に乗せて見る。
思案の末なるべく切り抜きの効率を考えてMDFの隅を取る位置で決めて周りを鉛筆でなぞって型取りをする。
あとは「くりぬくぞう」で切るのだが雨と風で外では作業が出来ない、結局玄関先でひたすら切り抜く。なれない「くりぬくぞう」でまずはスピーカーの納まる穴を切り抜くのだがけっこう曲がってしまった(>_<)
スピーカーで隠れるので気にしないことにして、グリル外周をカットするが現物合わせのため少し大きく切れてしまった。「くりぬくぞう」でのカットは左右のバッフル板の切抜きで30分程度で済んだ、その後はフロントダッシュボードのグリルはめ込み穴との現物あわせで、鉋も無いのと曲線なので大き目のカッターと200番位のサンドペーパーで一心不乱に、
削る、合わせる・・・、削る、合わせる・・・、削る、合わせる・・・、削る、合わせる・・・、削る、合わせる・・・、削る、合わせる・・・、削る、合わせる・・・、削る、合わせる・・・、削る、合わせる・・・、削る、合わせる・・・、削る、合わせる・・・、削る、合わせる・・・、削る、合わせる・・・、削る、合わせる・・・、削る、合わせる・・・、削る、合わせる・・・、削る、合わせる・・・、削る、合わせる・・・、削る、合わせる・・・、削る、合わせる・・・、削る、合わせる・・・、削る、合わせる・・・、削る、合わせる・・・、削る、合わせる・・・、削る、合わせる・・・、削る、合わせる・・・、削る、合わせる・・・、削る、合わせる・・・、削る、合わせる・・・、削る、合わせる・・・、削る、合わせる・・・、削る、合わせる・・・、削る、合わせる・・・、削る、合わせる・・・、削る、合わせる・・・、削る、合わせる・・・、削る、合わせる・・・、削る、合わせる・・・、削る、合わせる・・・、削る、合わせる・・・、削る、合わせる・・・、削る、合わせる・・・、削る、合わせる・・・、削る、合わせる・・・、削る、合わせる・・・、削る、合わせる・・・、削る、合わせる・・・、削る、合わせる・・・、削る、合わせる・・・、削る、合わせる・・・、削る、合わせる・・・、削る、合わせる・・・
やっと出来たと思ったら17時50分頃、なんと3時間半も作業してしまった、特に苦労したのは、はめこみ穴のテーパーに合わせてバッフル板を斜めに削らなくてはならないこと、少し削って、合わせてみて。
の繰り返し。
終わったときには右手の人差し指に水ぶくれが出来ていた。
スピーカー穴が歪んでいるのhご愛嬌、どうせスピーカーを取り付けると見えないしね・・・(*^.^*)
明日は、カッティングシートを買ってきてこのバッフル板に貼るつもり、どんな色がいいか思案です。
ところでMDFは吸湿性が高いと聞いているのでカッティングシートを貼るだけでは駄目なのだろうか?下地になにか塗料でも塗ってコーティングしたほうがいいのかな?