【このブログは劇場版仮面ライダージオウのネタバレを多く含みます。私はあの映画はネタバレなしで見てもらいたいので、まだ見てない人は見ないで映画館に行ってください。頼む】
こんにちは。こはぽんです。
この映画を見てから毎日この映画の話をツイートしてるのですが当然140字じゃ収まらないのでもう纏めちゃえと思って
これを書き始めました。
まず映画の前に僕の仮面ライダーの思い出の話をします。
うちの父親は特撮が大好きで小さい僕に自分がいつか子供ができたら一緒に見ようって録画したウルトラマンや仮面ライダーのビデオをその通りぼくと一緒に見て僕を育てた、みたいな感じでした。
ただめんどくさいことにこの父親、昭和至上主義で平成ウルトラマンも平成ライダーもこんなの違う。やっぱり特撮は昭和が最高っていう人間でした。
どんくらいめんどくさいかというとスカイツリーで平成ライダーのフィギュアをみるといきなり「平成ライダーの外見はなんかゴチャゴチャしててロボットじゃねえか!それに見分けがつかねえ!!!」と聞いてもないのにいきなりイチャモンをつけだすくらいめんどくさいです。
お前は平成ライダーに家族皆殺しにでもされたのか。
ちなみに「どう考えても1号と2号の見分けのほうがつかねえだろ」と反論すると「はあ!?1号と2号じゃ緑の深みが…」とヒートアップします。
めんどくさすぎる。
そんな感じの父親がいる家庭でして。
クウガは僕が5歳くらいの時に始まったのですが、小さい僕には難解なストーリーも相まって父親の平成ライダーはクソという言葉を飲み込んで、「平成ライダーはクソ、昭和ライダーは至高」みたいな価値観でしばらく生きていきます。
仮面ライダー電王をみるまでは。
ヘナチョコの良太郎にモモタロスやウラタロス、そんでもってライダーだけど乗るのはバイクじゃなくて電車。
1話からめちゃくちゃ引き込まれて最後まですげえ楽しみに日曜起きてたのを覚えてます。
ちなみにその時も父親は「ライダーなのに電車なんて」とかいってめんどくさかったのを覚えてます。
でも電王がめちゃくちゃおもしろくて父親の電王disに腹が立って、この辺りから「もしかして平成ライダーってめちゃくちゃおもしろいのでは…?」という思考に変わって、大学生になって一人暮らし。
近くにレンタルビデオがあったこともあってここでようやく平成ライダーに全部触れました。
正直クソつまんなかったのもありました。
正直ディケイドの最終回は10年経った今でもふざけんなよって思ってます。
でも昭和は昭和でおもしろいし平成は平成でいいやんけ…って思いました。
この直後あたりで昭和vs平成とかいって戦争始めやがるんですけどね、コイツら。
でもフォーゼで困惑したりウィザードで困惑したりゴーストで爆笑したりビルドで泣いて、この映画を見るに至ったわけです。
「平成ライダーは設定も世界観もバラバラすぎてわかりづらい。平成ライダーをやり直す」
スクリーンに親父が出てきた。
めちゃくちゃ困惑した。
親父に言われ続けた僕が大好きな平成ライダーへの暴言がフラッシュバックする。
でも常盤ソウゴは即座に反論してくれた。
僕は父親に平成ライダーをバカにされても言葉にできなくてなにも言い返せなかったけれど、ソウゴはしっかり反論してくれたんです。
「バラバラで何が悪い!みんな一生懸命生きてきたんだからバラバラなのは当たり前だろ!」
めちゃくちゃスっとしました。
僕の中の平成ライダーが好きって気持ちを綺麗にソウゴが守ってくれました。
それに正直おもんなかった作品も、僕がおもしろくないと思ってもそれはそれでいいじゃないかとガラっと印象が変わり
そして僕のクソみたいな選択を不正解ばっかり選び続けてきたどうしようもないと思っていた人生も別にいいんじゃない?これからも頑張れば。ってこのセリフでものすごい救われました。
そしてそこからのタイトルロゴが敵に突き刺さり平成という穴が空いた板を掲げながら爆散する小渕恵三オルタ。
死ぬほど笑いそうになりました。僕の大好きな平成ライダーだ…
正直この小渕恵三オルタって例えを思いついたときは「俺は天才か…?」と思って一人で笑ってた。
そんなかんじで、僕が僕の好きなものに自信を思って「好き!!!!」と言えるようにしてくれたし、本当に自分の事が前よりも好きになれたし、いろんな肩の荷が下りた気がしました。そして誰かをまず否定しないでいいとこを探そう…でも嫌なもんは嫌と否定するって漠然しか分からなかったラインがなんだかハッキリと見えるようになった。そんな気がしました。
ありがとう常盤ソウゴ。
間違いなく君は僕の一番のヒーローです。
おしまい。
