ロイヤルホース♪
ロイヤルホースは、今年３５周年の大阪の老舗のジャズスポット。
リッチな雰囲気の空間で、内外の数多くのトップアーティスト達も演奏してきました。
今年は、ジャズ以外の分野も出演してもらおう、というプランのもと、お声をかけていただきました。
そこで、和楽器で、自由かつ熱いアドリブのやりとり・展開するアーティストさん達に声を掛け・・・
2010年8月31日(火）、ここでライブすることが決定しました
メンバーは
出口煌玲（龍笛・篠笛）
博之丞(唄・鳴り物）
久保比呂誌（津軽三味線・ピアノ＆KB)
内海いっこう（和太鼓）
夕田敏博（和太鼓・Pear.）
イベントタイトルは 『和＠SOUL』
それぞれ、即興を得意としているので、広～い意味での日本のJAZZ & SOULと言えると思います。
ということで昨日、和太鼓奏者の内海いっこうさんと打合せに行って来ました。
詳細が決まりましたので、次の日記でお知らせしますね。
ロイヤルホースのこの日の夜は、日本ジャズ界の重鎮・クラリネット奏者
King Of Swing 北村英二さん
テレビやレコードで知るのみでしたが、初めて生で聴けました。
1929年生まれというから、今年８１歳ですか！
３ステージもするんですよ！
軽やかで艶やかでリッチでお洒落で、しかも若々しい演奏に感動でした！
曲目は全曲当日のお客さんのリクエスト！（超有名なスタンダードばかりでしたが）というのも、さすがですね。
レコーディングでした。
今日は、レコーディングの仕事でした。
中村泰士先生の書き下ろした曲でした。
ある、舞台の音楽です。
16日の打合せで、示されたモチーフを、音域や音色などを確認しながら横笛の種類を選定、すぐさま作曲とＫさんによるアレンジにかかり、今朝まで徹夜続きだったそうです。
中村先生といえば・・・「喝采」「北酒場」でレコード大賞を２度受賞されたのをはじめヒットメーカーとして数々の名曲を作曲された大作曲家。
「スター誕生」の審査委員として、子供心に「なんか怖そうな先生だなぁ」という記憶もｗ
（当時師事してた狂言の先生もおっかない先生でしたが・・・）
で、今日、受け取った手書きの楽譜は・・・メロディーもコードも、一見とてもシンプルで「僕でも書けそう？」と危なく勘違いしそうにｗ
流れるシーンなどの設定やイメージ・表現などを確認し、
いざ、演奏してみると・・・
演奏している自分がその世界に入ってしまいそうな魔力！
なるほど、メロディーの持っていき方が歌手達のポテンシャルを引き出すのでしょうね。
全４曲（同じモチーフを変化させての）、OKテイクを改めて聴いてみると・・・
情景・シーンが迫ってきそうな、切なくも美しい旋律
世紀のヒットメーカーは、人の心をつかみ揺り動かす術を熟知されているようです
ということで、当初の予定よりもすんなりと、２時間強で終了。
どういう舞台の音楽なのかは、今は言えませんが・・・
いずれ近々、発表するかと思いますので、お楽しみを
